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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。バゲットを1本買うと、食べ切る前に固くなっちゃう事、ありますよね。そんな時にオススメなのが、パンプディング!今回は、季節のフルーツのリンゴを加えたパンプディングをご紹介しますね。
バゲットを1本買うと、食べ切る前に固くなっちゃう事ありますよね。そんな時にオススメなのが、パンプディング!
今回は、季節のフルーツのリンゴを加えたパンプディングをご紹介しますね。
『パンプディング(ブレッドプディング)』とは、イギリス発祥の家庭で作られてきた伝統的なスイーツで、古くて固くなってしまったバゲットを、美味しく食べられないかと、プディング液に浸して焼いたのが始まりだそうです。
イギリスには、『ライスプディング』という家庭料理もありますよね。こちらはお米を牛乳やココナッツミルクなどと砂糖で煮込んで作る、甘いデザート。以前イギリスに留学していたことがあるのですが、こちらの方が一般的な家庭料理なのか、イギリスの方は、子供の頃に食べた思い出がある方が多い気がします。
日本では、パンプディングの方が、メジャー。バゲットより食パンを食べることが多いので、パンプディングも食パンで作ることが多いですよね。
今回は固くなったバゲットを使用していますが、もちろん固くなった食パンで作ってもOKです。固くなったパンは、水分が蒸発しているので、プディング液の吸収が良くなります。固くなったパンがあったら、色々な種類のパンで作ってみてくださいね。
もう一つ、今回は季節のフルーツのりんごも一緒に加えて、フルーティーに仕上げました。もう少しすると苺が出回りますし、春にはさくらんぼ、夏はいちじく、秋は柿を使うのもオススメです。
りんご 1個
シナモンパウダー 3振り
はちみつ 大さじ2
固くなったバゲット 1/2本
卵 2個
牛乳 200ml
砂糖(きび糖) 30g
レーズン 20g
くるみ 10g
ラム酒 20ml
バター 20g
粉糖 適量

① りんごをよく洗って4等分にカットして種を取り除き、5mm幅のいちょう切りにしてボウルに入れ、シナモンパウダー・はちみつを加えて全体にまぶし、そのまましばらく置いておきます。

② 小さめのボウルにレーズン・粗く砕いたくるみを入れ、ラム酒に浸しておきます。(時間がある時は、ひと晩浸けておきます。)

③ 別の大きめなボウルに卵を割り入れ、砂糖・牛乳を加えて混ぜ合わせ、一口大にカットしたバゲットを加えて浸しておきます。

④ ③に①・②を加えて混ぜ合わせます。

⑤ 耐熱性のグラタン皿に④を入れ、1cm角にカットしたバターを散らして乗せ、200℃に予熱したオーブンで、約25分焼成します。

⑥ 焼き上がったら、粗熱が取れるまで冷まし、お好みで粉糖を振ったら完成です。
パンプディングは、熱々のままでも美味しいですが、冷たく冷やしても美味しく頂けます。たっぷり作って、冷蔵庫で常備しておき、朝食やおやつに活用してください。
簡単ですし、残ったパンの活用にもなりますし、一度にたっぷり作れるのが魅力のスイーツ。ぜひ、作ってみてくださいね。
※記事内のカロリー表示は文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにAIにより算出したものです
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
20531
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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