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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。香ばしい香りでとろりとした焼きなすは大好きだけれど、自分では作るのが面倒という方が多いようです。そこで今回は、手軽に焼ける魚焼きグリルを使って焼きなすを作ります。和食だけでない食べ方もご紹介しますので、ぜひ、最後までお付きあい下さいね。
なすは、つやとハリがある新鮮ななすを使い、強火で焼いて作ります。薬味と鰹節、定番の味です。
・なす 3本
・生姜 1片
・ミョウガ 1本
・しそ 3枚
・青ねぎ 1/2本
・鰹節 適量
・醤油
① なすの下ごしらえをする。ヘタの周りにぐるりと切込みを入れ、ガクを取る。(とげに注意)
② 縦に5~6本切込みを入れる。
切込みを入れないと焼いているときに破裂してしまうことがあるので、切込みを入れるか、竹串などでつついて穴をあけます。また、切込みを入れると皮をむきやすくなります。
③ 魚焼きグリルを予熱し、なすを並べ、強火で10分位焼く。(片面焼きの場合は途中で返しながら焼く)
強火で黒くなるまで焼くのがポイントです。皮はむくので焦げても大丈夫。加熱がたりないと皮がむきにくいので、焦げる位までしっかり焼いてください。
④ 粗熱が取れたら皮をむく。
冷めてしまうとむきにくくなるので、触れるくらいに冷めたら、むいてしまいましょう。楊枝などで、ヘタの下の皮を薄くすくい、楊枝を引いてむくと、作業しやすいです。
食べやすい大きさに切り、薬味と鰹節をのせて、醤油やめんつゆをかけていただくのが定番ですよね。
温かくてもおいしいですが、暑い季節は、冷たく冷やすと格別のおいしさ。盛りつけてから器ごと冷やすと、よりひんやり味わえます。
タイやベトナムなどでは、焼きなすを使ったサラダがあるそうです。
焼きなすに豚肉のしゃぶしゃぶを合わせて、ナンプラーを使ったタレをかけました。和の焼きなすとは違ったおいしさが楽しめますよ。
・焼きなす 3本
・しゃぶしゃぶ用豚肉 100
・レッドオニオン 1/4個
・パクチー 適量
・干しエビ 小さじ1
・水 小さじ1
A)ナンプラー 大さじ1
A)ライム汁またはレモン汁 大さじ1
A)砂糖 大さじ1/2
A)鷹の爪 1本
① 干しエビは刻んで水につける。レッドオニオンは千切りにする。鷹の爪は種をとって小口切りにする。
② しゃぶしゃぶ用の豚肉は、お湯で茹で、ざるにとって冷ます。
③ Aの調味料に、干しエビ(つけ汁ごと)、鷹の爪を加えて混ぜる。
④ 食べやすく切った焼きなす、しゃぶしゃぶ肉、レッドオニオン、パクチーを盛りつけ、タレをかける。
焼きなすをペーストにして、パンなどにつけて食べるレシピです。焼きなすとオリーブオイルの相性はとてもよく、ワインにぴったりのおつまみになります。
・焼きなす 2本
A)オリーブオイル 大さじ1
A)レモン汁 小さじ1/2
A)おろしたにんにく 少々
・塩 適量
① 焼きなすを包丁でたたいてペースト状にし、Aを混ぜ、塩で味を調える。
② バゲットなどを添える。
焼きなすは、蒸したり、炒めたりしたなすとは一味違うおいしさがありますよね。
これから旬を迎えるなすを使って、焼きなすを味わってくださいね。
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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