お家でハロウィンパーティーをしよう！

10月31日は「ハロウィン」。日本でもすっかり定着したイベントですよね。
9月に入るとお店もハロウィングッズやハロウィンのお菓子がたくさん並ぶようになりワクワクした気分が盛り上がってきます。我が家でも、子供が小さいころから自宅でハロウィンパーティーを楽しんでいます。
今回はそんな経験をもとに、盛り上がったハロウィンのお菓子、ホームパーティーのコツをご紹介したいと思います。

ホームパーティ成功のコツは段取り。
参加メンバー、日時、お料理を決めます。日時は、あらかじめ「終了予定時間」を設定しておくことがコツです。
当日は会場となる家のお掃除、飾りつけ、料理など、「やること」「作るもの」を紙に書きだしておくとスムーズです。

後は、ハロウィンパーティーならではの仮装。参加メンバーで事前に相談しておくと、気まずい雰囲気になりません。お子さんがいる場合は、お菓子取りゲームや、お菓子交換なども楽しいですよ。

ゲストに用意してもらうものがある場合は、できるだけ早めに伝えましょう。
お料理を持ち寄りにするときは、かぶってしまわないように、「主食担当」「メイン料理担当」など分担するのも忘れずに。
私の経験から、持ち寄りにしても、それぞれ持ってくる量はまちまちなので、ホストはちょっと種類多めにいろいろ用意しておくのがおすすめ。お料理は多めのほうがパーティーもやっぱり盛り上がります。

ハロウィンが盛り上がるお料理＆小物

ホームパーティーのお料理、というと、何を作っていいのかわからない！料理が苦手で朝から大変すぎて楽しめなかった…なんて声を聞くことも。
一番大切なのは、「無理をしない」こと。本をみながら新しい料理を無理して何品も作るのは失敗のもと。普段作り慣れている得意料理の延長で、主食、メイン、サラダ、つまめるもの、デザート、フルーツ、などと考えればOKです。例えば、ハンバーグの盛り付けを少し変える。サンドイッチの具材やパンを豪華にする、など、見た目や食材をちょっとアレンジすればおもてなし仕様に。

お料理に自信がない人、忙しくて時間が取れない人におすすめなのは「デリバリー」。
ピザ、お寿司からイタリアンのオードブルまで今や種類も豊富。メインのものは宅配してもらっちゃいましょう。カジュアルに行うなら、会費制にして注文し、後はそれぞれ何か一品、とするのもいいですよね。

写真のようなハロウィンピックや、カップ、キャンドルを使ったり、ハロウィン柄の紙コップや紙皿などを使ったりするとお料理やケーキが簡単に華やかになります。毎年ラインナップは変わりますが、製菓材料店、量販店のハロウィンコーナー、「東急ハンズ」や「ロフト」、雑貨ショップなどで手に入ります。かわいいものはどんどん売り切れてしまうので、こちらも早めの購入がおすすめです。

ハロウィンパンプキンパイを作ってみよう！

パンプキンパイは我が家のハロウィンでの定番お菓子です。冷凍パイシートを使って簡単なのに、大好評。おいしさもさることながら、実はこのパイ、お楽しみが隠れているんです。
お正月の「ガレットデロア」のパイをまねして、中にアーモンドを一粒か二粒忍ばせます。切り分けて、アーモンドが入っていたら大当たり。ちょっとした商品を用意したり、その日は特別魔法使いになってもらったり、ぜひ遊び心たっぷりにいたずらしてみてくださいね。
我が家では子供たちと一緒に、パーティーの前にみんなで作った時は、アーモンド、チーズ、チョコレート、あれこれ忍ばせて“やみ鍋”状態で盛り上がりました！

ハロウィン！パンプキンパイのレシピ

＜材料＞　（18cmのパイ皿、又はタルト型1個（8人分））

・冷凍パイシート　2枚（18×18ｃｍの正方形）
・かぼちゃ　1／6個
・バター　15g
・生クリーム　大さじ1・1／2
・砂糖　45g
・卵黄　1個
・シナモンパウダー（又はシナモンシュガー）少々
・好みでレーズンやナッツ　適量
・A　卵黄　1個
・A　牛乳　小さじ1

準備：冷凍パイシートは半解凍しておく。パイ皿にサラダ油（分量外）をぬっておく。オーブンを210度に余熱しておく。

＜作り方＞

①　かぼちゃは種とワタを除き、2㎝角に切り、柔らかくなるまで約10分ゆでてざるに上げる。熱いうちに皮を除きつぶす（やけどをしないよう注意する）。
②　①が温かいうちに、バター、生クリーム、砂糖、卵黄、シナモンパウダーを混ぜ冷ましておく。
③　冷凍パイシートはオーブンシートなどの上に広げ、麺棒で型より大きくなる程度にのばす。1枚を型にのせて、しっかりと敷き詰め、型からはみ出た部分は切り落とす。もう1枚も同様にのばし、果物ナイフなどの先端でジャコランタンの顔などに好みで切り抜く。
④　③の冷凍パイシートを敷き詰めた型に②を入れてならす。（好みでレーズンやナッツなどを散らしてもＯＫ）

⑤　④のふちに混ぜ合わせたAをぬり、もう一枚の冷凍パイシートをのせる。端を押さえるようにして余分な部分を切り落とし、しっかりと貼り付ける。表面にAをぬる。
⑥　210度のオーブンで約20分焼き、焦げ目がついてきたら170～180度に温度を落とし、さらに25～40分間焼く。表面にしっかりと焼き色が付き、盛り上がってきた横の層もパリッと茶色になるまで焼く。金網に取り出し、粗熱が取れたら型から出して冷ます。

ワンポイント

・パイ皿やタルト型がない時は、アルミでできた使い捨ての型などを使ってもOK。
・冷凍パイシートは室温ですぐにだれてきてしまうので、半解凍の状態から作業を始めるとよい。柔らかくなってきてしまったら、再度冷蔵庫で冷やしてから作業する。
・冷凍パイシートは正方形のものを使うと整形しやすい。長方形のものを使う場合は、4枚使い、2枚ずつつなぎ、のばして使う。

ホームパーティーに「およばれ」した時のマナーや気遣い

さて、ここからは「呼ばれる側」のマナーや、ちょっとした気遣いについて。ホームパーティーで一番大切なのはみんなが気持ちよく楽しめること。ホストはもちろんですが、およばれした時の参考にしてみてください。

時間を守る

なにより出欠のお返事はお早めに。そして、当日も早すぎるのはNGですが、遅れてしまうのが一番の困りものです。他の人を待たせてしまうことや、その時間にちょうど良くお料理を仕上げている場合もあるので、時間通りに訪問できるように心がけましょう

手土産はホストに手間をかけないものを！

何か持っていくものでリクエストがあるかをホストに聞いてみましょう。「お気遣いなく」、などと言われたら、その場で出しても、あとでホストの家族で食べてもらっても良いようなお酒や飲み物、お菓子、チーズ、果物、お花などがおすすめです。
持ち寄りパーティーの時も同じですが、相手先のお家で、「何かしてもらうもの」を持っていくのはできるだけ避けましょう。
例えば、ホールケーキで切り分けたり、お皿をたくさん出す必要がある、冷やす必要がある、洗ったり盛り付ける必要があるなどです。気心がしれた仲なら良いのですが、思っている以上にホストは大変です。そのままテーブルに出せる状態にしたり、紙皿やナイフも一緒に持っていって、自分で切り分けるなどすると喜ばれます。

一度開くと楽しくてやめられないのがハロウィンパーティー！我が家でも、2017年のハロウィンパーティーをどうするか、今から子どもたちとワクワクしてます。皆様もぜひ今年はホームパーティーにチャレンジしてみてくださいね。