更新日:2017年12月28日 / 公開日:2017年10月9日
今年の夏は例年と違ってあっという間に涼しくなりました。過ごしやすい気候になって安心したのもつかの間、台風が直撃して、一気に真夏の気温になったり…。季節の変わり目の寒暖差が激しい時に、風邪をひくとなかなか治りが遅くて体力を奪われるばかり。そんな時は、冷えた体を中から温める生姜を摂りたいですね。
いつも常備しておくと役立つ『生姜のジャム』。体を中から温める様に、あえて下処理で辛味をとっていません。ティーカップ1杯の紅茶に、この生姜のジャムをティースプーン1杯入れて飲むと、あっという間に体が温まります。生姜の辛みが苦手な方は、まずはティースプーン半分位から試してみて下さい。
毎朝1杯の生姜紅茶で、これから寒くなる季節に悩まされる冷え性も改善します。半年間毎日摂り続ける事で、私は冷え性が治りました。(←実証済み。ただし、やめた途端に冷え性に…!)
土生姜…150g
◎砂糖…80g
◎はちみつ…30g
◎メープルシロップ…30g
レモン汁…大さじ1
① 生姜は綺麗に洗い、フードプロセッサーで細かくする。すりおろしてもOK。(生姜は皮ごと使用します。)
② 鍋にすりおろした生姜と◎を入れて、火にかける。
③ お好みの濃度まで煮詰める。さらにレモン汁を入れて少し煮詰める。(濃度は少しゆるい位がお勧めです。)
今回、土生姜が苦手な方でも食べる事ができる様にメープルシロップを入れています。ほんのりとメープルシロップの香りがしてとても美味しくできあがります。
保存は綺麗に洗った容器に入れて、清潔なスプーンを使用して下さい。十日位で使い切れば、容器を煮沸消毒しなくても大丈夫でした。(このジャムはパン等に塗って食べるジャムではありません。)
「きんぴら」と言えばきんぴらごぼうが人気メニューですね。ごぼうよりも火が通りやすく、味も食感もいいアスパラガスを使用したきんぴらです。生姜の千切りを入れる事で、ご飯が進む一品に仕上がりました。生姜の効果でお弁当のおかずにすれば腐敗防止に役立ちます。
アスパラガス…1束
ちくわ…2本
生姜…10g
鷹の爪…1本
◎醤油…小さじ2
◎みりん…大さじ1(小さじ3)
ごま油…少々
① アスパラガスは斜め1cm幅位に切る。ちくわは縦半分に切って斜め1cm幅位に切る。生姜は千切りにする。
② フライパンにごま油を入れて熱し、半分に切って種をとった鷹の爪を入れて弱火で炒める。弱火でじっくりと辛味を出す。(お子様が食べる場合は、鷹の爪は無しにして大人の方は後から一味唐辛子等で調整して下さい。)
③ アスパラガスとちくわ、生姜の千切りを入れて炒める。
④ ◎を入れて絡める様に炒める。
根菜の様に灰汁をとったり…という下処理が要らないアスパラガスはとても扱いやすい野菜です。
作っておくととても便利な常備菜。野菜と生姜を入れて牛挽き肉で作りました。今回は混ぜご飯にしましたが、おにぎりでも美味しいです。また、この牛そぼろを使用してコロッケにするのもいいですね。
牛挽き肉…300g
アスパラガス…2~3本(太さにより増減して下さい。)
にんじん…1/2本
生姜…40g
◎醤油…大さじ2
◎酒…大さじ2
◎みりん…大さじ2
◎砂糖…小さじ1
◎出し汁…大さじ6(90cc)
粉山椒…お好みで
一味唐辛子…お好みで
① アスパラガスは5mm位の長さに切る。にんじんは5mm角位に、生姜は千切りにする。
② フライパンを熱し、牛挽き肉と生姜を入れて炒める。
③ アスパラガスとにんじんを入れて炒める。
④ ◎を入れて、汁気が無くなるまで炒める。
⑤ キッチンペーパー等で余分な油を拭き取る。(余分な油を拭き取らないと、油っぽいそぼろになってしまいます。また、拭き取り過ぎるとパサパサになりますのでほんの少しだけ油は残しておくのがベターです。)
『生姜のジャム』の活用レシピです。少しの調味料をプラスして生姜焼きにしました。生姜のジャムが使い切れない時に、簡単に作る事が出来ます。定番の人気メニューです。
豚肉…200g(今回は生姜焼き用の豚肉を使用)
◎生姜のジャム…小さじ1
◎醤油…大さじ1と1/2
◎酒…大さじ1
サラダ油…少々
① フライパンにサラダ油を入れて熱し、豚肉を入れて炒める。
② 豚肉の色が変わって来たら、◎を入れて絡める様に炒める。
普段の食卓にも、お弁当やおつまみにもぴったりな生姜焼き。豚の生姜焼きも美味しいですが、鶏肉の生姜焼きもおススメです。
土生姜を買ってもなかなか使い切れないご家庭も多いと思います。和風味の料理に生姜を使うと、風味も良くなり食も進みます。市販のチューブのおろし生姜も使いやすいですが、原材料は生姜だけではなく塩分等も入っていますのでぜひとも、無添加・安心の土生姜をつかう事をおすすめします。
この記事のライター
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