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これからの季節、気温も下がり体も冷えます。そんな時はスパイスの効いたほうじ茶チャイがオススメです。チャイは(TEA・茶)のことですがここでいうチャイはスパイスを加えた「マサラ・チャイ」。一般的には紅茶でつくりますが、今回はほうじ茶をミルクで煮出してつくります。
写真のスパイスは一番上から時計回りに、シナモンスティック・国産黒しょうがパウダー・クローブ・カルダモンです。今はスーパーのスパイスコーナーでも多くの種類を取り扱っています。ホールのものもあれば粉末のものもありますがどちらでもお好みのもので大丈夫です。
ホットミルクには興奮を鎮める作用と同時に、睡眠ホルモン「メラトニン」を作りだす元となる「トリプトファン」が含まれています。このホットミルクにスパイスを加えてチャイをつくります。
チャイはよく眠れないという人に、オススメです。チャイに入れるスパイスのしょうが、シナモン、カルダモン、クローブなどには体を温めて眠りやすくする効果があります。特にしょうがとミルクを組み合わせると、身体を温めて気持ちを落ち着かせることができるため、これからの季節、体が冷えて眠れない…という夜に最適です。また、カルダモンやシナモンにもリラックス効果や鎮静作用があるので、これらの相乗効果が快眠を誘います。
ほうじ茶で入れる、ほうじ茶チャイはカフェインの量が少ないので子どもに飲ませても安心です。
私はいつもシナモン、しょうが、クローブ、カルダモンの組み合わせで作りますが、他にもアニスやコリアンダー、クミンなど、お好みのものを入れて楽しめます。
ほうじ茶葉 6g
スパイス(お好みのもの)
*クローブ 4~5粒
*カルダモン 4~5粒
*シナモンスティック 1/4本
*しょうがパウダー 適量
水 100ml
牛乳 300ml
きび糖(お好みの甘味料) 適量
① 小鍋に水、ほうじ茶葉、クローブ・カルダモン・シナモンスティックを入れ、弱火にかけて沸騰するまで待ちます。(ホールのスパイスはここで加えます。つぶしながら入れると香りがたちます。)
② 沸騰したら牛乳を加え、少し火を強めて沸騰直前まで温めます。
③ 茶こしでこして、カップに注ぎます。
④ しょうがパウダー(パウダーのスパイスは最後に加えます)ときび糖を入れて混ぜます。
あまり大きな鍋で作ると水と茶葉が蒸発してしまうのでミルクパンなどで作ることをオススメします。
愛飲しているほうじ茶は岐阜県の天空の古来茶を使っています。香りよくお気に入りの茶葉です。茶葉によってはもう少し葉の量が少なめでいい場合もあるので、お好みに合わせて加減してください。
チャイには少し甘み(きび糖など)を加えた方が美味しいです。
ほうじ茶チャイを飲む時は、お気に入りのカップで。
カフェオレ・ボールにたっぷり入れて寒いときは両手で包み込むように持つと手も温められて、ほーっとします。もちろんマグカップでの飲むのも好きです。
ほうじ茶チャイを茶こしでこしたあと、ミルクフォーマー(100均のもの)で泡立てるとふわっふわっの泡になります。カップに泡も注いで、シナモンパウダーでお絵かきして。これもまたオススメの飲み方です。
秋の夜長、お気に入りのカップに熱々チャイを入れてリラックスタイム。ぜひお試しくださいね。
この記事のライター
masayo
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夫と小学生2人と暮らしています。結婚してからパンやお菓子作りに興味を持ち現在に至っています。作るのも食べるのも大好きです。器好きでもあり、作家さんのものをはじめアンティークまで幅広く収集しています。2016年5月より自宅で小さな教室(パンやお菓子を作る会)を始めました。
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