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韓国旅で楽しむ!おうちで作る!伝統スイーツ

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柚子茶やオミジャ茶など韓国の伝統茶は日本でもなじみのあるものになりました。この伝統茶と一緒に召し上がって頂きたい伝統的な餅菓や韓菓がたくさんあります。そんな伝統的なスイーツとおうちで作る体にやさしいデザートを紹介します。

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目次

伝統的なスイーツ

蒸したもの、揚げるものや材料を合わせて成型して作るもの、野菜や果物を煮詰めたものなどがあり製法は違いますが和菓子に近いものが多くあります。ごく一部ですが紹介します。

ペクソルギ

米粉で作る蒸し菓子で甘さが控えめなかるかんという感じです。
子どもが生まれて百日めや一歳のお誕生日には欠かせない餅菓です。
真っ白なもののほかに小豆をのせたものや南瓜を混ぜたもの、慶事には野菜などの天然色素で色を加えて虹のように華やかに作ります。

チュンピョン

これも米粉でつくる上品な夏の蒸し菓子です。
もともと生マッコリを使って半日ほどかけて発酵させて作るので昔は夏しか出来なかった餅菓です。うちでも夏はゆっくり発酵させて作っています。
今は年中、店頭に並ぶこともありイーストを使って作ることも多いです。

ケカンジョン

日本でもなじみのあるごまを飴でよせたお菓子です。固まる前に松の実や南瓜の種などで細工をするのが韓国風です。

ユガァ

これは韓国のお土産でもらったことがある方も多いと思います。
出来上がりまでに2週間ほどかかってしまう実は手の込んだお菓子です。揚げて作りますがとってもあっさりしてほのかな甘みが上品です。

タシク

大豆粉やごま、松の花粉などを蜂蜜などでまとめて型抜きしたお菓子です。わが家ではよく登場するもののひとつです。

どこでかったらいい?

餅菓子の専門店に行くのが種類も多くておすすめですがデパ地下や地下鉄やバスターミナルの売店にも並んでいます。伝統的といっても現地ではとても身近なおやつです。

専門店だと市場や鐘路(チョンノ)の品揃えが良いかと思います。
小分けのパックでいろいろな餅菓が入っていて日本円で300~500円くらいです。

餅粉を使ったものは翌日もやわらかいですが米粉を使ったものは固くなってしまうのが難点です。当日中に食べるのが一番ですが、一度蒸して食べると美味しさが戻ります。

ほとんどのものが冷凍可です。夏場は生の栗やなつめを使うものは日持ちしませんので注意が必要です。寒い季節は持ち帰りにも比較的安心です。

日本でも人気のトッポギ用の餅も売っています。
パック売りもありますが多めにほしい時は店先で切ってくれます。

トッポギ用やトックック用(韓国のお雑煮)の餅は冷凍しておくと便利です。

おうちで作ることのできる伝統スイーツもあります。
スーパーフードのなつめと松の実で作ってみましょう。

なつめの蜜煮

材料

・なつめ 20粒
・松の実 40~60粒
・水 100cc
・砂糖 大さじ2
・塩 少々
・蜂蜜 大さじ1
・サラダ油 小さじ1/3
・お好みでシナモンパウダーを適量 

砂糖はきび砂糖などを使うとこっくりに、上白糖を使うとさっぱりと仕上がります。
また蜂蜜がない時やお子様には砂糖を大さじ3にしてください。

作り方

①下準備をします。
なつめはしっかり水気をしぼったふきんで拭きます。
縦に包丁を入れて種を抜きます。
松の実は先に付いている茶色の薄皮を除いておきます。 

②種を抜いたところに松の実を2~3粒入れて切り口を押さえて閉じます。

③甘く煮て仕上げます。
お鍋に②のなつめを並べ、水と砂糖、塩を加えてまず中火にかけます。

すぐに沸くので弱火にして水分がほとんどなくなるまで煮ます。
下の写真のように鍋底にうすく煮汁が残るくらいで火を止めます。

蜂蜜をからめ、お好みでシナモンパウダーをかけて出来上がりです。
しっかり冷まして召し上がってください。

作った翌日や翌々日くらいになるとよりしっとりします。

冷蔵庫で日持ちは1週間くらいです。ヨーグルトに入れるのもおすすめです。お弁当に1、2粒入れると箸休めにもなります。ただ食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあるのでご注意を。

書いてみるとまだまだ紹介したいスイーツがたくさん浮かんできます。
ぜひ歩いて食べてお気に入りを増やして楽しんでください。



この記事のライター

イェジン

福岡生まれ 福岡育ち。国内外の航空会社などに勤務。退職後、ソウル大学 言語教育院に留学。滞在中に料理学院や友人達の家庭で様々な韓国料理を教わり帰国後も行き来しながら新しい知識を吸収しています。そして小さな興味から学びに変わったオリーブオイル。風味など特徴に合わせて韓国料理や和食に合わせるのも楽しみです。素敵な友人や先生方との出会いと何より夫の応援に感謝しています。

ありがとうを贈ると
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