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キリストの誕生をお祝いするフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」。「王様のガレット」という意味の、1月6日の公現節に食べられるフェーブ入りのパイをちょっぴりアレンジ。冷凍パイシートとフィリングにはおせちの残りの栗きんとんあんを使い、栗の甘露煮をフェーブ代わりに。手軽に楽しめるガレット・デ・ロワ風栗きんとんパイに仕上げました。
・冷凍パイシート 2枚程度
・栗きんとんあん 200g(下記「安納芋でお手軽栗きんとん」参照)
・栗の甘露煮 1コ
(卵黄液)
・卵黄1コ分+水小さじ1(茶こしでこしておく)
(仕上げ用シロップ)
・グラニュー糖30g+水30g(ひと煮立ちさせておく)
① 生地を伸ばす~カット
パイシートを冷蔵庫で解凍し、めん棒で伸ばす。上から18cm程度の皿を合わせパイカッターやナイフなどで余分な部分を切り落とす。これを2枚作りそれぞれラップに包み冷蔵庫で30分程休ませる(焼き縮防止)。
② フィリングを包む
オーブンシートの上に円形のパイシートを1枚のせフォークで穴をあける。栗きんとんあんをこんもりとのせ栗の甘露煮を埋め込む。刷毛でフチに卵黄液を塗りもう1枚のパイシートをかぶせフチを軽く押さえる。
③ ナイフで模様を入れる
フチを指でつまみ跡をつけながらナイフで切り込みを入れていく。全体に刷毛で卵黄液を塗り10分程乾かす。もう一度全体に卵黄液を塗ったら中央に爪楊枝で穴を開け そこからフチに向かってナイフで弓なりに模様を入れていく。
④ 焼成・仕上げ
200℃に予熱したオーブンで35分程焼き上げる。焼き終わり後すぐに刷毛でシロップを塗りつやを出したら出来上がり。
・パイシートのサイズが足りない場合は並べてつなぎ合わせて使用。その際切り口を水で濡らし指でつなぎ目をなじませてからめん棒で伸ばしていく。
・上にかぶせる生地を一回り大きめにするとフチが綺麗に仕上がります。
・今回包んだフィリングは既に火が通っているため焼成時間が短めになっています。お好みで加減して下さい。
今回使用した栗きんとんあんは下記のものを使っています。安納芋使用でクチナシ不要。
・安納芋 中2本(皮付き550g程度)
・栗の甘露煮 10コ~好きなだけ
・甘露煮シロップ 大さじ6(お好みで調整)
① 安納芋を2cm厚に切り皮を厚めに剥いたら水に晒す(15分程度)。
② 水を切り鍋に入れたらかぶる程度の水を入れ 蓋をして中火にかける。沸騰したら弱火にして竹串がスっと通るまで煮る(10分程度)。
③ 水気を切りシロップと共にフードプロセッサーにかけたら栗と合わせて出来上がり。
① 安納芋の栗きんとんを作る際に出た皮を千切りし水に晒す。
② 水気を切り大さじ2の油と共にフライパンへ。火をつけ全体を混ぜ油をなじませたら蓋をし弱火で柔らかくなるまで蒸し焼きに。
③ 蓋をとり大さじ2のきび砂糖をまぶし混ぜながら溶かす。仕上げに醤油大さじ1と黒いりごま大さじ1を入れ混ぜ合わせ火を止める。
栗の甘露煮、ついたくさん埋めたくなってしまいますね(笑)。手軽にガレット・デ・ロワ風。よかったらお試し下さいね。
この記事のライター
ぷちみみん
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創作パン研究に勤しむ2児の母。ユニークな似顔絵ちぎりパンや簡単成形のキュートな動物パンなど、ひらめきとご縁を大切に日々生まれるパンやお菓子たち。どこかで美味しい楽しい時間に繋がれば。blogやinstagramにてアイディアを発信中。
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