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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。フライパンで旨みと肉汁を閉じ込めたら、オーブンへ!じっくり火を通したローストポークは、しっとり柔らか!普段使いにも、作り置きにも、パーティーにも使えますよ。バルサミコを効かせた和風玉ねぎソースのレシピと一緒にご紹介します。
ローストポーク
・豚肩ロース…600g
・塩…10g(豚肉の1.5%~2%)
・砂糖…5g
・ブラックペッパー…少々
・にんにく…2かけ
・オリーブオイル…大さじ2
・ローリエ…1枚
付け合わせ野菜
・玉ねぎ…1個
・ブロッコリー…1/2株
・エリンギ…2本
・オリーブオイル…50ml~適量
玉ねぎソース
・玉ねぎ…1/2個
・しょう油…大さじ2
・はちみつ…大さじ2
・バルサミコ酢…大さじ1
・塩コショウ…適量
豚肉を準備する
① 塩、砂糖、ブラックペッパーを混ぜてあわせたら、豚肩ロースの表面にまんべんなく振りかける、または擦り込む。
② 密閉できるビニール袋を用意し、中に入れたら、半分にちぎったローリエとオリーブオイルを入れる。
③ できるだけ空気を抜いて封をし、軽く揉んで、冷蔵庫で3~4時間または一晩寝かして味をなじませる。
塩分は、豚肉に対して1.5~2%くらいです。塩の種類によっても変わりますが、塩抜きをせずにそのまま焼ける分量です。
④ 熱したフライパンにオリーブオイル(分量外)と縦半分に切ったにんにくを入れたら、常温に戻した③を入れ、表面がこんがりするまで強火で焼く。こんがりしたら、バットまたは天板に置く。にんにくも入れる。
ポイント
オーブンに入れる前にフライパンで焼くと、臭みが取れ、肉汁が流出するのを防ぐことができます。中まで火を通す必要はありません。表面だけを焼きます。熱の通りを均一にするために、豚肉は、焼く前に必ず常温に戻してください。
付け合わせ野菜を準備する
⑤ 玉ねぎは、縦8~12等分のくし切りにする。(意外と火が通りにくいので、細めのくし切りにすると良いと思います。または、食べやすい大きさの乱切りでも大丈夫です。)
⑥ ブロッコリーは、小房に切り分ける。必要なら茎に十字に切れ込みを入れ火が通りやすくする。
⑦ エリンギは、適当な大きさに手で裂く。
⑧ ④の豚肉の周りに⑤、⑥、⑦を置き、野菜の上にオリーブオイルを回しかける。
⑨ 110℃に熱したオーブンに入れ、60分焼く。タイマーが切れたら、そのまま30分ほど置き、余熱を入れる。
玉ねぎソースを作る
⑩ 玉ねぎはすりおろし、しょう油、はちみつ、バルサミコ酢と一緒に、豚肉を焼いた④のフライパンに入れて、火を点けて沸々するまで火を入れる。(玉ねぎとしょう油、はちみつ、バルサミコ酢をミキサーなどに入れて攪拌すると時短になります。)
⑪ 塩コショウで味を整える。
⑫ オーブンから出して、薄くスライスし、野菜と一緒に器に盛り、⑪を添えたら出来上がり。
手順を動画でも紹介しています。
オーブンから出した時点で、温度も丁度よく、食べごろです。
作り置きなどで、冷蔵庫に入れた場合は、食べる前に、軽く電子レンジで温めなおしてください。せっかくの低温調理なので熱くなり過ぎないようにしてくださいね!
野菜は、お好みの種類を使ってください。じゃがいもやニンジンなど根菜を使う場合は、火が通りにくいので、電子レンジである程度加熱してからオーブンに入れてください。
低温ならではの、しっとり柔らか、そしてジューシーなローストポークをぜひ作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8037
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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