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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。あたたかな日差しや、野に咲く花に春を感じる頃になりました。洋服を春物にチェンジしたら、食卓も春の食材で彩りましょう!旬に関係なく年中手に入る食材も多いですが、春野菜には生命力やパワーがあふれているように感じます。今回は、緑が鮮やかな春野菜をメインに、春の食材を使って、手軽に作れるパスタをご紹介したいと思います。
緑が鮮やかな菜の花と合わせたのは、釜揚げさくらえび。菜の花の緑と少し膨らんだ黄色いつぼみに、桜えびの淡いピンクの組み合わせは、花畑のようで、食卓が明るくなります。
菜の花は茎の切り口を少し切りおとし、水かぬるま湯につけるとシャキッとします。加熱は短時間で、パスタのゆで汁で茹でれば手軽です。
スパゲティ 160g
菜の花 1/2束
釜揚げさくらえび 60g
にんにく 1片
鷹の爪 1~2本
オリーブオイル 大さじ2
塩 適量
① 菜の花は根元を少し切り落とし、水、又はぬるま湯につけてしゃきっとさせる。4cm位に切る。にんにくはみじん切りにする。
② 鍋にお湯をわかし、塩(水の1%)を入れ、スパゲティを入れる。
③ フライパンにオリーブオイルとにんにく、たねをとって半分にちぎった鷹の爪を入れて火にかける。香りが出てきたら釜揚げさくらえびを入れて軽く炒める。パスタのゆで汁をおたま1杯くらい入れる。
④ パスタの袋に表示されている茹で時間の1分前になったら、パスタを茹でている鍋に菜の花の茎の方を入れ、30秒後に花の方を入れてパスタと一緒に茹で、ざるにあける。
⑤ フライパンにパスタと菜の花を加える。細かくフライパンをゆするようにして全体をよく混ぜ合わせ、塩で味を調える。
ころんとした形も愛らしいグリーンピースも旬は春。ぎっしり詰まったさやから出して、スープパスタに入れると、豆の風味がスープ全体に広がります。
新玉ねぎもたっぷり入れて、柔らかなやさしい味わいです。
新玉ねぎから甘みが出るので、黒胡椒を振ってぴりっと味を引き締めて、また、パルミジャーノもよく合うのでお好みで加えてください。
パスタ(フジッリ) 100g
グリーンピース 50g(さやからだして)
新玉ねぎ 1個
ベーコン 2枚
コンソメキューブ 2個
水 600cc
オリーブオイル 大さじ1
塩 適量
黒胡椒 適量
① 新玉ねぎ、ベーコンは1.5mm角に切り、グリーンピースはさやから出す。
② 鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、ベーコンを炒める。新玉ねぎ、グリーンピースを入れてさっと炒めたら、水、コンソメを入れる。
③ 沸騰したら、フジッリを加え、袋の表示時間煮る。塩で味を調える。
④ 盛り付けて、黒胡椒を振る。
パスタはスープが絡みやすいフジッリを使いましたが、お好みのものでOKです。
今回は、菜の花やグリーンピースを使いましたが、春キャベツやアスパラガスなど、いろいろな春野菜で食卓を彩ってくださいね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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