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タピオカドリンクなど近年台湾発スイーツがかなり人気ですが、最近注目されているのが台湾カステラ。カステラというと上の部分が色濃く焼けてしっとりと甘い口当たりの日本の伝統的なカステラを思い浮かべますが、台湾カステラは巨大な型で焼き上げたふるっふるのシフォンケーキのようなカステラ。大きな台にあけて切り分けて食べられます。今回はそんな台湾カステラを、おうちでも作りやすい&食べきりやすいパウンド型で作ってみました。
植物油 50ml
薄力粉 50g
牛乳 50ml
グラニュー糖 50g
卵 3個
① パウンド型に繰り返し使えるオーブンシート(または普通のオーブンシート)を敷き込みます。オーブンを150℃に予熱しておきます。
② 卵を卵黄と卵白に分け、卵白はあとで泡立てるために冷蔵庫に入れてよく冷やしておきます。
③ ボウルに植物油を入れ、薄力粉をふるい入れてホイッパーで混ぜます。
④ 牛乳を少しずつ加えて混ぜます。
⑤ 卵黄を1つずつ加えて、その度によく混ぜ合わせます。
⑥ 先ほどの卵白を冷蔵庫から取り出し、メレンゲを作ります。
電動ミキサーやスタンドミキサーを使って、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら8分立てくらいまで泡立てます。(泡立て器で持ち上げるとツノがおじぎするくらい)それ以上泡立てると卵黄の生地と混ざりにくくなるので注意!
⑦ 卵黄の生地に卵白を3回に分けてホイッパーで混ぜ合わせます。
卵白の1/3を卵黄の生地に加え混ぜ合わせます。さらに卵白のもう1/3を卵黄の生地に加え、卵白の白い筋が消えるまで混ぜ合わせます。
最後に残った卵白が入ったボウルに生地を注ぎ入れて混ぜ合わせます。
仕上がりの生地の感じは卵白の泡が卵黄の生地によく混ざり合っていて、液体のように流れてあとが少し残るくらいです。
⑧ 生地を用意したパウンド型に注ぎ入れます。ひとまわり大きいバットを用意し、その中にパウンド型を配置します。バットにお湯を注ぎ、150℃のオーブンで30~40分ほど湯煎焼きします。
生地が膨らみ切って上面が薄い茶色に色づいてくるくらいまで焼きます。
家庭のオーブンによって焼き時間がかわり焼き上がりの見極めは少し難しいですが、ガスオーブンなど火力の強いものなら150℃で30分ちょうどくらい、電気オーブンなど火力が弱いものなら150~155℃で35分~40分くらいが目安です。
⑨ オーブンから取り出したら、熱いうちに召し上がってください!
ふるふる、ふわふわで、できたてがとてもおいしい台湾カステラ。パウンド型で気軽に作ってみてください!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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