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だしを取った後、だしがらを捨てるのもったいない!って思いませんか?今回は、だしがらの中でもたんぱく質やカルシウム等が豊富な煮干しを使って作るおかずを紹介したいと思います。あともう一品という時に、活躍してくれます。まだまだ旨味や栄養が残っているだしがら、捨てずにひと手間かけてもう一品作ってみませんか?
ここでは、水出しでだしを取った後の煮干しを使います。
だしを取るというとちょっと面倒な感じがするのですが、この方法だと簡単にだしを取れます。水に煮干しを入れて一晩冷蔵庫に置いておくだけです。
分量は、水1リットルに煮干し20g(水に対して2%)。ズボラな私には持ってこいの、だしの取り方!(笑)
火を入れないので、頭や腹わたが付いていても雑味が出にくく、すっきりとしただしになります。頭や腹わたを取ると更に雑味が無くなります。
こうして残っただしがらですが、だしを取るたびに使うには少量ですし、その都度何かを作るのはちょっと面倒。なので、だしがらが出る度にラップに包んで冷凍保存しておくと、必要な時に必要な分使えるので便利ですよ!
水出しした煮干し だしを取る前の乾燥した状態で30g
オリーブオイル 大さじ6
ニンニク 2片(包丁の腹で潰し、芯を取っておく)
ローリエ 2枚
鷹の爪 2本
塩 小さじ1/4
① 鍋に煮干しと煮干しがひたひたに浸るくらいの水(分量外)と塩を入れて、弱火ですこーし水分が残るぐらいまで煮る。(煮詰め過ぎて硬くならないように注意!)
② フライパンにオリーブオイルとニンニクと鷹の爪を入れ、香りがしてくるまで弱火でじっくり加熱する。
③ キッチンペーパー等で水分を取った①の煮干しとローリエを②に加え、弱火で2~3分ほど煮て出来上がり♪
①と③で煮過ぎないように!柔らかい方が美味しいです。また、しばらく寝かせて味を馴染ませると、さらに美味しくいただけます。
ちょっと歯ごたえのあるオイルサーディンですが、オイルと一緒にパスタに使ったり、バゲットにのせてブルスケッタにしても美味しいです!
〇南蛮酢
だし 大さじ2
酢 大さじ3
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
お好みで鷹の爪の輪切り 適量
水出しした煮干し だしを取る前の乾燥した状態で30g
玉ねぎ(小さめ) 1/2個
にんじん 1/3個
ピーマン 1個
小麦粉 適量
揚げ油 適量
① 南蛮酢の材料を鍋に入れて加熱し、砂糖をとかして沸騰したら火を止め、冷やしておく。(レンジで加熱してもOK)。
② ポリ袋に小麦粉適量と煮干しを入れ、口を閉じて、振りながらまんべんなく煮干しに小麦粉をまぶす。
③ ②の煮干しを揚げる。熱いうちに①の南蛮酢につける。
④ 玉ねぎ、にんじん、ピーマンを細切りにし、サッと炒めて、(レンジで加熱もOK。500Wで約2~3分)③に加える。
すぐにもいただけますが、冷蔵庫で一晩寝かせると味が滲みて美味しいです。お好みで、南蛮酢に鷹の爪の輪切りを入れてもピリッとして美味しいですよ。
水出しした煮干し だしを取る前の乾燥した状態で30g
クルミ 50g(細かく割っておく)
炒り胡麻 大さじ1
砂糖 大さじ1と1/2
醤油 大さじ1と小さじ1/2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1/2
① フライパンに煮干しを入れ、弱い火でゆっくりじっくり乾煎りし、別の器に移す。
② クルミも、同様に乾煎りし別の器に移す。
③ フライパンに全ての調味料を入れ、沸騰し少しとろみが出て来たら、①の煮干しと②のクルミを入れよくからめて出来上がり♪
胡麻とクルミと煮干しの香ばしさが甘辛さと相まってとっても美味しいです!カルシウムたっぷり!おやつやおつまみにもどうぞ。
オイルサーディンと南蛮漬けは作ってすぐにでもいただけますが、ちょっと寝かせた方が味が滲みて美味しいので、作り置きのおかずにしておくと、もう一品という時にすぐに出せて便利です。
捨てるにはどこか抵抗があっただしがらを有効利用して、もう一品に変身させてみませんか?!
この記事のライター
Sii
1219
大阪在住。主婦。夫と中学生の娘との3人家族。家族との日々の暮らしを綴っています。暮らしの中の小さな幸せ、喜びを大切に、丁寧な暮らしを心がけて過ごしています。年に数回、ハンドメイド作品をイベントに出展。インテリアコーディネーター。
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