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ビネガー発酵料理研究家のいわまあきこです。湿気が多く、まるで東南アジアのような気候になりつつある今年の夏。健康効果の高いお酢ドリンクが、メディアやカフェなどで注目されています。今回はコンビニで買えるドリンクとご自宅のお酢で、気軽にできるお酢ドリンクをご紹介します。
お酢ドリンクと聞くと、どれも同じような味をイメージされる方も多いと思います。その原因は、実は大手メーカーさんのメジャーなお酢を使うことが多いからです。
国内にはたくさんの酢醸造所があり、原材料・発酵方法・熟成期間の違いによってそれぞれ個性的なお酢が造られています。
お酢を選べば、まろやかなお酢ドリンクを楽しむことができます。
例えば、大手メーカーさんのお酢の多くは短期間でお酢ができる全面発酵という方法で造られています。
醸造アルコールを原料とし、熟成期間も短いので、酸味がきつく感じられるものが多いんです。
一方で、時間をかけて造る静置発酵のお酢は酸味の穏やかなものが多くオススメです。
また蔵によっては原料のお酒から造っていたり、熟成期間を長くとっていたりするので、香味に個性があってとっても美味しいです。原材料によっても風味が変わってきます。
基本的に米酢なら純米酢、ワインビネガーならぶどうもしくはワインと亜硫酸塩(ワインの安定剤)、黒酢であれば米もしくは玄米と表示されているものを選ぶと、原材料そのものの香りや味を楽しむことができます。
原材料を知るには、裏面の商品表示を確認してくださいね。スーパーだけでなく、こだわりの専門店やネットショップでも見てみてください。
ワインビネガー(白)…大さじ1
100%オレンジジュース…100ml
すりおろし生姜…1cm位
炭酸水…50ml
① すべての材料をコップに入れて混ぜたら、出来上がり。
黒酢…大さじ1
100%パインジュース…100ml
炭酸水…50ml
① すべての材料をコップに入れて混ぜたら、出来上がり。
米酢…大さじ1
レモンや柑橘を含んだドリンク…100ml
炭酸水…50ml
① すべての材料をコップに入れて混ぜたら、出来上がり。
今回画像には飾りを乗せていますが、材料だけでいいので手軽に飲んでくださいね。
お酢は毎日大さじ1杯摂ると、健康効果があると言われています。
一般に言われている疲労回復や食欲増進だけでなく、血糖値の上昇も穏やかにしますので脳へのエネルギー循環が保たれ集中力も高まるようです。
目覚めのスイッチに、お仕事の気分転換に、ぜひお試しください。
この記事のライター
ビネガー・発酵料理研究家、発酵食品ソムリエ
いわまあきこ
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人気料理研究家さんのレシピをお伝えする講師に応募・合格。世界の家庭料理を紹介する中で、酸味を活かしたレシピに興味がわき、お酢の世界に魅了されました。現在は、ビネガー・発酵料理研究家そして発酵食品ソムリエとして活動中。お酢とお酢料理の研究をしながら、「美味しく毎日できる料理で知らずに元気に美しく」をテーマに料理教室と日本各地のお酢で巡る「全国お酢旅」を開催しています。
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