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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。甘く煮た豆や芋類、果物、タピオカや寒天などを盛り合わせたベトナムの甘味「チェー」。暑い時は氷を加えて、冬は温かくして、どちらでもおいしいスイーツです。あたたかいチェーは、日本のぜんざいのような雰囲気で、これからの季節にぴったり。寒い日には、温かいチェーを楽しんでみませんか。
バナナ、あずき、さつまいも、白玉、タピオカに、温かいココナッツミルクをかけた温かいチェー。
バナナの風味、あずきやさつまいもの甘みに、ココナッツミルクのコクのある風味はアジアンテイスト満載!
白玉のもちもち感に、ナッツのカリカリした食感がアクセントで、混ぜて食べれば、様々な味わいが楽しめます。ボリュームたっぷりなので、お腹も満たされます。
A)ココナッツミルク 100ml
A)牛乳(または豆乳) 100ml
A)砂糖 20g
A)塩 少々
バナナ 1本
さつまいも 80g
ゆであずき 50g
タピオカ(小粒) 20g
白玉粉 50g
絹ごし豆腐 60g
ナッツ(アーモンド、ピーナツなど) 適量
① さつまいもは、食べやすい大きさに切り、水にさらす。鍋に水とさつまいもを入れて柔らかくなるまで煮る。(レンジの場合は500wで2分半~3分)
② 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、タピオカを入れて15分ほど煮て、ザルにあける。
③ 白玉粉と絹ごし豆腐をよく混ぜて、一口大に丸める。鍋にお湯を沸かして白玉を入れ、浮き上がってくるまで茹で、ざるにあける。
④ Aの材料を小鍋に入れて火にかけ、混ぜて砂糖を溶かす。ふきこぼれないように軽く沸いてきたら火を止める。
⑤ 器にさつまいも、一口大に切ったバナナ、白玉、ゆであずきを入れ、④のココナッツミルクを注ぐ。タピオカを入れて、砕いたナッツをのせて完成。
レシピはいろいろな材料を入れていますが、全部そろえなくても、量もお好みでOK。材料はあるもので、気軽に楽しんでください。
皮をむいた緑豆を煮たあんを入れた白玉と、温かい生姜のシロップを合わせたチェー。生姜効果でぽかぽか温まります。
〇緑豆あん
緑豆(皮なし) 100g
水 300ml
砂糖 60g
〇生姜シロップ
生姜 20g
砂糖 30g
水 200ml
〇白玉
白玉粉 60g
絹ごし豆腐 75g
① 緑豆は洗って、30分ほど水につけておく。水気を切って鍋に入れ、分量の水を入れて火にかけ、沸騰したらアクをとり、柔らかくなるまでふたをせずに15分ほど煮る。砂糖を入れて、水分を煮詰める。(冷えると少しかたくなります)包みやすいように冷やしておく。
② 生姜はよく洗い、皮つきのまま薄切りにする。鍋に生姜と水、砂糖を入れてざっと混ぜ、そのまま30分おく。火にかけて、沸騰してから10分位弱火で加熱してシロップを作る。
③ 白玉粉と絹ごし豆腐をよく混ぜて6等分にして丸める。手のひらで白玉をつぶしてくぼみを作り、①の緑豆あんを包む。沸騰したお湯に入れて浮き上がるまで茹で、ザルにあける。
④ 器に白玉、生姜シロップを盛り付け、お好みですりごま(分量外)をかけて完成。
アジアン気分にたっぷり浸れる温かいチェー。
手軽に材料を盛り合わせるだけでも楽しめますし、緑豆を煮たり、タピオカを入れたりして、本場っぽく味わうのもいいですよね。
お好みの食材で、温かいチェーを楽しんでくださいね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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