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濃厚なバターにさっぱりとしたレモンの組み合わせ。レモンバターの料理は、肉とも魚とも相性がよく、コクがありながら、レモンの風味と酸味でさっぱりと食べられます。身近な材料で、手軽に作れるのもうれしいところ。今回は、経済的な鶏むね肉と、ヘルシーなエビを使ったレシピの2品をご紹介します。
レモンに含まれるクエン酸は、疲労回復の効果があり、また、ビタミンCも摂れるので、美容にもいいですよね。
レモンの皮を使う場合は、無農薬のものを使うようにし、流水で洗った後に、粗塩でまんべんなくこするようにし、塩を洗い流して使います。
あっさりクセのない鶏むね肉に、レモンバターのコクのある味付けがよく合います。
皮の方を香ばしく焼いたら、裏側は火を通しすぎないように焼き、レモンバターで風味づけします。
ワインとパンを添えれば、経済的な鶏むね肉も、満足感たっぷりのメインディッシュになります。はちみつと醤油を加えているので、ご飯にもあいますよ。
鶏むね肉 2枚(小さめのもの)
レモン汁 小さじ4
スライスレモン 2枚
バター(加塩) 20g
はちみつ 大さじ1/2
醤油 大さじ1/2
サラダ油 小さじ1
塩 適量
胡椒 適量
ベビーリーフ 適量
① レモンは、粗塩でこすり洗いし、2枚薄切りにして、残りは果汁を絞っておく。
② 鶏むね肉は、厚い部分の包丁を入れて開き(観音開き)厚さを均一にする。塩をふって、室温で15~30分くらいおいておく。
③ フライパンにサラダ油を入れ、鶏むね肉の皮の方から、弱めの中火できつね色になるまで焼く。
④ 裏返して弱火にし、脂をキッチンペーパーなどでふき取りながら、焼きすぎに注意して火を通す。
⑤ バター、レモン汁、はちみつ、醤油を入れて全体に絡め、レモンの薄切りも加えて仕上げる。
⑥ ベビーリーフと一緒に盛り付ける。
鶏むね肉は、焼きすぎると、固くなってパサついてしまいます。皮の方を香ばしく焼いて返したら、裏面は弱火で火を通し、色が変わったら調味料を入れて仕上げるようにすると焼きすぎを防げます。
エビとアスパラのソテーには、レモンバターに、ガーリックとハーブも加えて一段と香りがアップ!白ワインと共に味わいたい一皿です。
レモンは、皮ごと使うので、無農薬のものを使ってください。無農薬のものでない場合は、スライスレモンではなく果汁を絞って使ってください。
えび(ブラックタイガー・バナメイエビなど)10尾
アスパラガス 3本
しめじ 1/2株
スライスレモン 4枚
にんにく 1片
レモン汁 小さじ1
バター(加塩) 20g
ハーブ 適量
片栗粉 適量
塩 適量
黒胡椒 適量
① にんにくは、半分に切って芽をとり、粗みじん切りにする。
② えびは殻をむき、背に切り込みを入れて背ワタをとる。
③ 塩と片栗粉を入れて揉み、汚れを洗い流し、キッチンペーパーなどで水けをとっておく。
④ フライパンにバター、レモン汁とにんにくを入れて火にかけ、香りが出てきたら、えび、アスパラ、しめじを入れて炒める。
⑤ えびの色が変わって火が通ったら、レモンの薄切りを加えて、塩と黒胡椒で味を調える。
⑥ 盛り付けて、ハーブ(ディル・イタリアンパセリ・バジルなど)をちらす。
えびに火を通しすぎないように注意して炒めてください。
スライスレモンを使っているので、十分にレモンの香りがしますが、皮をすりおろして、仕上げに加えると、さらに香りがアップします。皮を使う場合は、黄色い部分だけをすりおろして使うようにします。
ハーブは、ディルを使いましたが、イタリアンパセリや、バジルなどお好みのものを使ってください。
これからの季節にぴったりな、さわやかなレモンを使った、さっぱりコク旨のレモンバターソテー。今夜の晩ご飯にいかがですか?
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この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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