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美容ライターの遠藤幸子です。毎日している習慣が、実はメイクの仕上がりを損ねているということがあります。今回は、メイクにまつわるNG習慣をご紹介します。解決策も一緒にご紹介しますので、ぜひこの機会にご自分の習慣を振り返ってみてください。
時間のない朝は、少しでも早く身支度を済ませたいところ。しかし、スキンケアの後にそのまますぐメイクをすると、崩れやすくなってしまうのでNGです。
なぜなら、スキンケアアイテムが肌にしっかりとなじんでいなかったり、余計な油分が残ってしまったりして、化粧崩れの原因になり得るからです。
理想は、スキンケアを終えてメイクをするまで30分程度置くことです。そして、余計な油分を軽くティッシュを当てて優しく抑え、オフしましょう。
しかし、その時間を取るのが難しい場合もありますよね。そのような場合には、後半のティッシュオフだけでも行うことを習慣にしましょう。
水仕事を多くしている方は特に指紋が深い傾向にあり、指でメイクアイテムを塗ることでその仕上がりを損ねることがあります。
そのため化粧下地やファンデーションをのばす際は指ではなく、スポンジやブラシを使うことをおすすめします。
化粧下地やファンデを塗る際に薄く均一にのばす方が多いかもしれません。しかし、顔を立体的に見せたり、気になるくすみをカバーしたりすることを考えると、NGと言えます。
フェイスラインにしっかりと化粧下地やファンデが塗られていると、首との差が余計に目立つ場合があることも考慮する必要があります。
そのため顔の中央から外側に向かって徐々に薄くなっていくように塗りましょう。フェイスラインはスポンジやブラシに付いたあまりを塗るイメージでOKです。
また、目元はくすみやすいので、化粧下地やファンデはヨレないように気をつけながら、薄く塗り重ねるのがおすすめです。
化粧下地やファンデで作り上げたツヤ感をキープしたいと思い、フェイスパウダーはテカリが気になるTゾーンにのみ塗るというのも残念ながらNGと言えます。なぜなら、フェイスパウダーを塗っていない部分から崩れやすくなってしまうからです。
そこで、ぜひ行って欲しいのが、フェイスパウダーを塗る量や塗る順番を工夫することです。フェイスパウダーをパフで塗る場合は、パフ同士を軽く揉み合わせ、ブラシの場合も同様に軽く手の甲で払い、余計なパウダーを落としましょう。
それからテカリやすいTゾーンからパウダーを塗りましょう。この場合も顔の内側から外側にパフやブラシを動かしていくと、自ずとフェイスラインの仕上がりがナチュラルになります。
アイシャドウにはチップやブラシが付いていることが多々あります。これを使ってメイクをするのは基本的にはNGです。なぜなら、これはお直し用のものだからです。
日頃は柄が長く、ブラシやチップの面がある程度広く、ボリュームのあるものを選びましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、メイクにまつわるNG習慣とそれを解決するためのポイントについてご紹介しました。
当てはまるNG習慣があればこの機会に見直して、よりキレイなメイクをキープしましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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