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美味しくヘルシーで、毎日だって食べ飽きることのない、豆腐。なかでもカリッと香ばしく焼いた豆腐ステーキは、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり!今回は定番のガーリック醤油をはじめ、ピリ辛中華味噌だれ、メキシコ気分のサルサだれ…。今の季節にぴったりなアレンジ味を紹介します!
思えば学生の頃から、随分と作り続けている豆腐ステーキ。味、形、焼き方…様々に変遷を経て、近頃は、こんなレシピに落ち着いています。
基本味は、ガーリック醤油。ニンニクの香りをしっかり引き出したオリーブ油で焼き上げ、副産物のガーリックチップをトッピングするのが、お気に入り。何と言ってもビールにぴったり!な豆腐ステーキです。
・木綿豆腐…1丁
・ニンニク…1片
・オリーブ油…大さじ1/2
・片栗粉…適量
・醤油…適量
① 豆腐はキッチンペーパーで包み、バットなどで重しをして水切りしておきます。
② ニンニクは薄切りにし、竹串で芯をとっておきます。
③ フライパンにオリーブ油、②のニンニクを入れ、弱火にかけます。ニンニクの香りをゆっくり油に移し、ニンニクが色付く直前で取り出しておきます。
④ 水切りした豆腐を食べ良い大きさに切り、表面、裏面に片栗粉をふっておきます。
⑤ ③のフライパンをよく熱し、④の豆腐を入れ、中弱火で底面に香ばしい焼き目がつくまでゆっくり焼きます。裏面も同様に焼きます。
⑥ 表面、裏面に香ばしい焼き色がついたらフライパンから取り出します。
⑦ ③のニンニクチップをトッピングし、醤油をかけて召し上がれ。
ご飯のおかずにもぴったりなピリ辛の中華風豆腐ステーキ。
タレは、豆板醤と甜麺醤。麻婆豆腐でおなじみの2大醬をあわせるだけ!焼き上げた豆腐ステーキの上に、豆腐田楽のようにタレを塗って仕上げます。
カリカリのガーリックチップとたっぷりの葱もお忘れなく!
・豆板醤…小さじ1
・甜麺醤…小さじ1
・醤油…小さじ1
・ねぎ(小口切り)…適量
① 上記の「ガーリック醤油の豆腐ステーキ」のレシピ①〜⑥の通りに豆腐ステーキを焼きます。
② 豆腐ステーキを取り出したフライパンに豆板醤を入れ、弱火で炒めます。いい香りがしてきたら甜麺醤、醤油を加えてよく混ぜます。タレのできあがり。
③ 器に豆腐ステーキを盛り付け、②のタレをぬり、ガーリックチップ、ねぎをかけます。出来上がり。
どんな素材や調味料ともうまく寄り添う淡白さ、懐の深さを持ちながらも、それに打ち消されない頑としてブレない芯の強さ。豆腐には、そんな魅力を感じます。
今や世界各国で愛され、様々な国で変幻自在に料理されている豆腐。
メキシコのサルサソースにだって、もちろんぴったり。汗をかくことも多くなる、これからの季節に今年はこんな豆腐ステーキなんて、いかがでしょう?
・ミニトマト(みじん切り)…大さじ3
・玉ねぎ(みじん切り)…大さじ1
・タバスコ…適量
・塩…少々
① 上記の「ガーリック醤油の豆腐ステーキ」のレシピ①〜⑥の通りに豆腐ステーキを焼きます。
② ミニトマト、玉ねぎをあわせ、タバスコ、塩で味を整えます。
③ 器に豆腐ステーキを盛り付け、②のソースをかけ、ガーリックチップを散らします。出来上がり。
これからビールも美味しくなる季節。ニンニクが香る豆腐ステーキは、お子さんはもちろん、ビールのおつまみにもぴったりです。基本も!アレンジも!ぜひ作ってみてくださいね。
豆腐ステーキは、表面の焼いた香ばしさといい、水気を切った豆腐の味わいの濃さ、ねっちりとした食感といい…またいつものお豆腐とは別の美味しさですよね?
厚揚げや焼き豆腐ともまるで違って。シンプルだけど奥が深い料理だなとつくづく思います。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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