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コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。ナチュラルに盛れて、きちんと感もあるブラウンメイクは、基本のアイメイクとしてマスターしておきたいのはもちろん、ぜったいに失敗したくない日のアイメイクとしてもおすすめです。今回は、目の形別にブラウンメイクの方法とおすすめコスメをご紹介します。
二重幅の内側に塗った色がしっかり発色しやすい二重さんは、濃いブラウンをまぶた全体に塗るとまぶたが重く見えてしまいます。そんな二重さんには、透け感と自然なツヤのあるクリームタイプかリキッドタイプのアイシャドウがぴったり。指にとってまぶた全体に塗り、同じカラーを細いブラシで目のキワに塗り重ねると、自然な奥行きが出て、きちんと感のあるナチュラルなブラウンメイクが完成します。
目をくっきり見せたい時は、ブラウンのジェルライナーを目のキワに引いてなじませると、二重さんの目元がきりっと引き締まり印象が強くなります。
マルチに使えるフェイスカラー。しっとりテクスチャーでまぶたにぴたっと密着し、ナチュラルなツヤとカラーで自然な陰影をもたらしてくれます。
アイカラーになじませやすい、なめらかなテクスチャーのジェルライナー。
04オレンジブラウンはテラコッタ系アイシャドウとのあわせ使いにぴったり。09ヘーゼルチャはスモーキーなゴールドベージュで今っぽいブラウンです。
二重幅の中に塗ったアイシャドウの色が目を見開いた時に見えなくなってしまう奥二重さん。強い色を二重幅の目の中にしっかり塗ると二重の存在感が消えて目力がかえって弱くなってしまいます。目のキワに締め色を塗り、ブラウンの濃淡でほのかなグラデーションを作っていくと、重苦しくない自然できれいなアイメイクが完成します。
下まぶたにも中間色のベージュブラウンを塗り、瞳の下に繊細なラメを塗ると白目がきれいに見えて、さりげなく華やかな印象に仕上がります。
中間色のブラウンが適度にシアーで抜け感があり、奥二重さんのブラウンメイクにぴったり。ラメも繊細できれい。下まぶたに塗ると華やかさと上品さのある目元に仕上がります。
目のキワの二重幅が邪魔になってアイラインを引きにくいと感じる奥二重さんにおすすめしたいのがショート丈のリキッドアイライナー。ミディアムブラウンや新色のコッパーブラウンは、アイシャドウパレットの締め色と併せて使うのにぴったりの引き締め効果のあるブラウンです。
一重さんは、上まぶた全体にワントーンのグラデーションを作ると目が立体的に大きく見えます。ブラウンメイクの場合、マットな質感だけで色をのせていくと重苦しくなってしまいます。もちろん、パール感や光の強いラメもまぶたが腫れぼったく見えてしまうので、マットな質感でありながら細かいラメの輝きを感じられるブラウンを締め色にし、シアーなベージュゴールドのラメを上まぶたに纏う方法が今っぽいブラウンメイクとしておすすめです。
アイラインは細く長く引く切れ長風ラインが、一重さんの魅力を引き立ててくれます。
繊細なグラデーションを叶えてくれるベージュ&ブラウン系のワントーン6色パレット。すべての色に細かいラメが入っていて、ブラウン系で目元を引き締めながらも明るい印象に仕上がります。
中段ベージュゴールドのラメは適度な光の反射で重さんの目が大きく見えるのでおすすめ。
鏡が大きくてメイクしやすいのも◎。
一重さんの目尻にぴったりの切れ長ラインを引きやすいシャープな筆先。漆黒、自然なブラウン、濃いめのブラウンの3色があります。
ブラウンがナチュラルメイクにぴったりなのは、ブラウンが顔の皮膚の色になじむ色だからであるということは言うまでもありません。自然な陰影に見えてこそ、目を大きくきれいに見せてくれるので、肌色にあわせてぴったりのブラウンをぜひみつけてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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