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管理栄養士・ナチュラルフードコーディネーターのゆきぼむです。ラタトゥイユは、フランスのプロヴァンス地方の郷土料理で、野菜をオリーブオイルで炒め、煮込んで作るのが一般的です。味付けはシンプルですが、野菜の旨味がしっかりと感じられるのが魅力。今回は、根菜で作るラタトゥイユのレシピを紹介します。
ごぼう 1本(100g程度)
れんこん 1節(150~200g程度)
にんじん 1/2本(75g程度)
たまねぎ 1/2個(100g程度)
にんにく ひとかけ
カットトマト缶 200g
塩 適量
黒こしょう 適量
オリーブオイル 適量
① ごぼう、れんこんはよく洗って乱切りにし、水にさらす。にんじんは皮をむいて乱切りにし、たまねぎは1cm幅程度のくし切りにする。にんにくはスライスする。
すぐに調理できる場合は、水にさらす工程を省いてもOKです。
② 鍋にオリーブオイルとにんにくを熱し、香りが立ったらごぼう、れんこん、にんじん、たまねぎを加え、塩、黒こしょうをふって炒める。
③ 具材がしんなりしてきたらカットトマト缶を加え、フタをして弱火で15~20分加熱する。
④ 具材に火が通ったら、塩で味をととのえる。
根菜の旨味が堪能できるラタトゥイユ♡美味しさも栄養も逃さず味わえます。
皮が気にならない方は、れんこんもにんじんも皮付きのまま使用すると、いっそう栄養価が高くなります。
具材の様子を見て、煮込む時間は調整してください。お好みでパセリをふってもOKです。
秋から冬にかけて、ごぼうやれんこんなど、根菜類が旬を迎えますね。食感が良く食べ応えがあり、深い味わいが魅力の根菜ですが、栄養も豊富に含まれています。
ごぼうといえば、食物繊維が豊富なイメージですよね。特に、ごぼうに含まれる食物繊維はイヌリンという水溶性食物繊維で、水分を含んで便を柔らかくすることで便通改善に役立ちます。また、善玉菌のエサにもなるので、腸内環境を整える効果も期待できます。
抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富で、水にさらしたときに水が濁るのはこのポリフェノールによるものです。なるべく皮をむかず、大きめに切って水にさらさずに調理することで、効果的にポリフェノールを摂取することができます。
あく抜きの際、水ではなく酢水につける方法がありますが、酢水につけると、でんぷん質の働きが止まり、シャキっとした食感になるので、煮物にする場合はホクホク感を楽しめるよう水につける方がおすすめです。
ビタミンCが豊富で、コラーゲンの生成や皮膚の新陳代謝を促進するなど、美肌づくりに効果的です。また、ポリフェノールも豊富なので、抗酸化作用も期待できます。
野菜を煮込んで作るラタトゥイユは、野菜の旨味も栄養もまるごと食べられます。作り置きにもおすすめですよ♡
ぜひ、旨味&栄養がたっぷりな根菜ラタトゥイユを作ってみてくださいね!
この記事のライター
管理栄養士/ナチュラルフードコーディネーター
ゆきぼむ
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保育園栄養士、カフェスタッフとしての勤務後、現在はパン屋で働いています。趣味はパン屋巡り、自宅でも自家製酵母でパン作りを楽しんでいます。パンをこよなく愛し、パンを美味しく食べられることをベースに、栄養たっぷりで彩りの良いメニューを心がけています。
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