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整理収納アドバイザーのmaikoです。季節の変わり目は、クローゼットの整理にもぴったりの時期。パンパンのクローゼットを前に、やらなくちゃと思っていても何から手をつけていいか分からない…という人のために、「クローゼット整理の3ステップ」をご紹介します。
季節の変わり目。クローゼット整理では、まずシーズンが終わった服のお手入れから。
また来シーズンも着たいと思う服は、クリーニングかホームクリーニングでお手入れをしましょう。着た回数が少なくて汚れていないと感じても、シーズンが終わった時にきちんと手をかけるかどうかで、服の寿命も変わります。
クリーニングから戻ってきた服は、湿気を避けるために、ビニールのカバーは外します。ホームクリーニングをする場合は、服に合った洗剤を選び、襟袖の汚れも忘れずにチェックしましょう。
そして、収納する時には形を整えて。衣装ケースにしまう場合は、詰め込みすぎないようにして、防虫剤や除湿剤も活用するといいですね。
シーズンが終わった服を整理したら、次は傷んだ服をチェック。落ちない汚れや黄ばみのある服、くたびれてしまった服などは思い切って処分しましょう。
なかなかスムーズにいかないクローゼットの整理ですが、傷んだ服は手放す基準もはっきりしているため、実は整理もむずかしくありません。
傷みの状態が中途半端な服はなんとなくとっておきがちですが、お手入れをするのか手放すのかをきちんと区別をして、整理をすすめるのがポイントです。
傷んだ服をため込んでしまうと、クローゼットはいつまでもパンパンのまま。クローゼットの風通しをよくするためにも、傷んだ服は定期的に整理するクセをつけておきましょう。
クローゼットの整理で一番手間取るのが、着ていない服の整理。着ていないなら手放してしまえばいいと思っても、そう簡単にはいかないのが実際のところです。
いざ整理を始めると「いつか着るかも」と思ってしまい、なかなか整理がすすまないのはよくあること。しかし、いつか着るかもと思っている服に、活躍の機会がやってくることはほとんどありません。
「傷んでいないのにもったいない」「高かったから」「新しく服を買ったら組み合わせられるかも」などと、手放さない理由を探しがちですが、大切なのは「着たい」かどうかです。「着れる」ではなく「着たい」にこだわって整理をすると、着ていなかった服の整理もはかどるはずです。
また、着たいと思っているのに、なかなか着る機会がない服もありますよね。そういった服を整理する時には、鏡の前で合わせるだけでなく、実際に着てみるのがポイントです。
実際に着てみたらイメージが違ったり、サイズが合っていなかったり、着心地が悪かったり…着ていなかった理由がわかるはずです。
ファッションを楽しむには、自分の「着たい」と思う気持ちを大切にするのが一番です。クローゼットの整理では、今の自分に合ったクローゼットにアップデートすることを目的にすすめましょう。
着たい服だけが揃った気分のいいクローゼットを目指して、整理してみてくださいね。
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maiko
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整理収納アドバイザー。「自分らしく、ラクに、ほどよい暮らしを。そう、シンプルに。」“暮らすこと”を楽しむための、ラクに整う暮らしのススメを発信します。自宅レッスン、出張片付けサービス、リノベーション収納プランサポート、コラム執筆など、札幌を拠点に活動中。
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