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美容ライターの遠藤幸子です。2023年3月13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられ、今年の夏はマスクなしで過ごしている方が多いのではないでしょうか。そんな今こそ見直したいのが、メイクです。今回は、これまでマスク着用を前提として続けてきたメイクで、マスクなしの時にやめたほうがいいものを3つ紹介します。
筆者自身もついやってしまいがちで、全体のバランスを見ながらメイク後に修正することがしばしばあるのが、目元、口元、頬の3点のメイクの主張が強く派手になってしまうメイク。これは、うまく引き算ができていないことが原因です。
マスク着用時主役となっていたのはアイメイクで、アイメイクを華やかに仕上げる癖がついてしまっている方が多いのではないでしょうか。そして、久しぶりにチークやリップを塗る時、ついこれまでの感覚で血色感を重視すると、すべてのポイントメイクが濃くなることに。
そして、鏡の前でメイクのバランスを見た時に、やけに派手なメイクになってしまっていることに気が付くのです。
今こそメイクの基本に立ち返り、ポイントメイクは全体のバランスを見ながら強調する部分をひとつ、またはふたつに決め、バランスを取る引き算メイクを心がけましょう。
マスク着用時は顔が暗く見えてしまうことから、化粧下地でくすみをカバーしつつトーンアップし、ファンデーションもいつもよりも明るめの色を選ぶのが鉄則でした。
しかし、マスクなしの時も同じようにベースメイクをしていると、顔だけ白く首との差がクッキリなベースメイクになりがちです。そのためマスクなしの時はコロナ禍以前のように、ファンデーションの色は首の色に合わせましょう。
マスクをつけたりはずしたりする方は、首よりも気持ち明るめにベースメイクを仕上げ、フェイスラインに広めにシェーディングを入れて繋ぐと自然な印象に仕上がります。
マスク着用時はマスクへの色移りや崩れを避けることを重視し、マットよりのベースメイクをしている方が多かったのではないでしょうか。
しかし、マスクなしの時にツヤを抑えすぎたベースメイクをすると、肌が乾燥して見えたり、立体感があまり感じられなかったりとマイナスな印象を与えることにつながります。必要な箇所にツヤを与え、メリハリのあるベースメイクを心がけましょう。
マスクなしの時にツヤを出したほうが良い箇所は下記の通りです。
今回は、これまでマスク着用を前提として続けてきたメイクで、マスクなしの時にやめたほうがいいメイクを3つ紹介しました。当てはまるものがあればこの機会に見直し、マスクなしの時も素敵なメイクを楽しんでください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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