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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。昨今はSNSにさまざまなアイメイク方法が紹介されているので、メイクの参考にしている方も多いと思います。しかし、SNSで紹介されているメイク方法は、若者向けのものが圧倒的に多いので、大人の目元には合わないものも多くあり、注意が必要です。今回は、40代は注意してほしい、やめたほうがいいNGなアイメイクテクニックをご紹介します。
SNSで話題になった、デカ目効果抜群の地雷ライン。かなりしっかり描くものからナチュラルに描くものまであり、ここ数年でメジャーなメイク方法になりました。
年齢を重ねると目のフレームがぼやけて目が小さく見えるので、デカ目にみせることができる地雷ラインが最適なように思いますよね。
しかし年齢を重ねると、下まぶたのハリ感が不足し小じわやくすみ感が目立ってくるので、ラインがガタガタに見えたり目尻のくすみを強調にてしまったりと、地雷ラインとの相性はあまりよくありません。
40代は地雷ラインではなく、黒目の下のまつげの際を埋めるようにラインを引いてみましょう。こうすることで、黒目が強調されるので、ナチュラルなデカ目効果が期待できます。
涙袋メイクもすっかりメジャーになったメイク方法です。しっかり強調するものからナチュラルなものまで、さまざまな方法がありますが、コンシーラーを使用した方法は大人の目元にオススメできません。
コンシーラーを大人の下まぶたに使うと、時間の経過とともに小じわにコンシーラーが入り込み、小じわが目立ちやすくなります。
またメイク感が強い方法のため若づくりに見えてしまいかねないので、やらない方がベターです。
大人の涙袋メイクは、コンシーラーを使わずに、肌なじみのいい明るいベージュ系のアイシャドウを、涙袋にのせるようにしましょう。ラメやパール感が強すぎると、しわが目立ってしまうので、ほどよいパール感のタイプがオススメです。
マットなアイシャドウでアイメイクを仕上げて、大粒のラメで目元に華やかさと立体感を出すメイク方法が、ここ数年で定着しました。しかし、この方法も大人の目元には相性がよくありません。
マットな質感は凹んで見える性質があるので、年齢とともに気になるまぶたのくぼみを強調して、目周りのくすみ感を際立たせてしまいます。
またマットな質感はまぶたの小じわも目立たせるので、大人の目元にはオススメできません。
さらに大粒のラメは大人が使うと、派手で少し品のない印象に見える場合があります。
涙袋メイク同様に、ラメやパール感が強すぎないほどよいツヤ感のアイシャドウを使うようにしましょう。粉の粒子が細かくて質感がしっとりしているタイプを選ぶと、時間が経ってもまぶたの小じわに入り込みにくいので、長時間美しい状態をキープすることができますよ。
いかがでしたか?40代は注意してほしい、やめたほうがいいNGなアイメイクテクニック3選をご紹介しました。
大人のメイクは、可愛さや盛れよりも清潔感や上品さを意識すると素敵なメイクに仕上がるので、参考にしてみてくださいね♡
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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