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エスプレッソの苦味とマスカルポーネの濃厚なクリームが絶妙に組み合わさったイタリアの伝統デザート、ティラミス。エスプレッソのパンチが効いた苦味を抹茶のデリケートな苦味に置き換えて抹茶ティラミスを作ってみました。抹茶の緑が見た目にも美しい和テイストのティラミスです。
土台
お湯 200ml
抹茶パウダー 8g(小さじ4)
フィンガービスケット 20本
マスカルポーネクリーム
卵黄 4個
グラニュー糖 60g
マスカルポーネ 250g
生クリーム 100ml
卵白 2個
グラニュー糖 40g
抹茶パウダー 大さじ1
※このレシピでは生卵を使用しています。できるだけ新鮮なものを使って下さい。
準備
容器に抹茶パウダーをふるい入れ、80度くらい(一度沸騰させたお湯を他の容器などに移して一度冷ましたもの)のお湯を注ぎ、抹茶をよく溶かしてから常温に冷ましておきます。
マスカルポーネクリーム
①ボウルに卵黄、グラニュー糖(60g)を入れてハンドミキサーで白くもったりとするまでよく混ぜます。(ここでよ〜く空気を含ませて泡立てることが重要です!)
②マスカルポーネを加えて混ぜ合わせます。ここはあまり泡立てる必要はなく、逆に混ぜすぎに注意して下さい。高速でさっと混ぜ合わせればOKです。
③別のボウルに生クリームを入れ、7分立てにします(ツノが立たずすじが残るくらい)。
④別のボウルに卵白を入れて、グラニュー糖(40g)とあわせて角がゆるやかに立つまでハンドミキサーで泡立てます。
⑤泡立てた生クリームを②に加え、ゴムベラで底から大きく返すように混ぜ合わせます。泡立てた卵白も2〜3回に分けて加え、同じように混ぜ合わせます。
組み立て
⑥フィンガービスケットを抹茶液にさっと浸し、型に並べていきます。(このとき抹茶液はぬるいくらいがちょうど良いです。熱すぎるとフィンガービスケットに抹茶液が染み込みすぎ、冷たいと染み込みづらくなります。)
長く浸しすぎるとビスケットが水っぽくなってしまうので、手早くさっと浸します。慣れていない時は最初にフィンガービスケットを型に並べて、抹茶液の半量をハケで塗るように染み込ませて下さい。
⑦マスカルポーネクリームの半量を流し入れます。
⑧残りのフィンガービスケットを抹茶液を染み込ませながらクリームの上に並べます。マスカルポーネクリームを流し入れ平らにならし、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
⑨仕上げに抹茶パウダーをふって出来上がりです。
切り分ける際は、ナイフで切れ目を入れてからスプーン型のレードルなどを使うとうまく取り出すことができます。
フィンガービスケットはスポンジケーキやカステラなどでも代用できます。ぜひお試しください!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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