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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。期待を裏切らない洋食屋の定番メニュー、デミグラスハンバーグをお家で再現。ホイルに包んで焼くだけでいつものハンバーグが、しっとりふわっと仕上がります。ホイルを開けるワクワク感と湯気の中から出てくるハンバーグが嬉しい、イチオシメニューのご紹介です。
・合いびき肉…250g
・玉ねぎ…1/4個
・にんにく…1かけ
・卵…1個
・生パン粉…大さじ3強(乾燥パン粉でも可)
・牛乳…大さじ1と1/2
・マヨネーズ…大さじ1/2
・ナツメグ…適量
・塩…少々
・ブラックペッパー…少々
・オリーブオイル…適量
A玉ねぎ…1/2個
Aいんげん…6~8本
Bケチャップ…大さじ3
B赤ワイン…大さじ3
B中濃ソース…大さじ1と1/2
Bバター…10g
① フライパンにオリーブオイルをひき、粗みじん切りにした玉ねぎとみじん切りにしたにんにくを入れて火を点けたら、しんなりするまで中弱火で炒める。粗熱は取っておく。
② 生パン粉と牛乳は、一緒に合わせておく(生パン粉の代わりに、8枚切り食パンの1/2枚を小さくちぎっても使えます)。
③ ボウルに合い挽き肉を入れ、卵、マヨネーズ、ナツメグ、塩、ブラックペッパーも加える。
④ ①と②も加えたら、粘りが出るまでヘラで練るようによく混ぜる。または、手でこねる。
⑤ 2等分にし、小判型に成形したら、①のフライパンを使い、表面がこんがりするまで中火で裏表各1~2分ほど焼く(中まで火を通す必要はありません)。
⑥ 大きめに用意したアルミホイルの手前に、いんげんを置き、その上に薄切りにしたAの玉ねぎを敷いて、⑤を乗せる。
⑦ そのままの⑤のフライパンにBを全て入れ、火にかけとろみが出るまで煮詰めたら、⑥の上からかける。
⑧ アルミホイルの奥の端を、ハンバーグを覆うように手前に持ってきたら、重なった端の部分3辺を水分が出ない様に2重に折る。
⑨ 230度に熱したオーブンに入れ、10分ほど焼く(オーブンは、天板ごと温めておいてください)。
⑩ 皿に盛り、お好みの野菜などの付け合わせを添えたら出来上がり。
冷めても膨らんだアルミホイルが潰れることはありませんが、アツアツのうちに召し上がってくださいね!
アルミホイルに包んで食材から出る蒸気を逃がさず、蒸し焼きにすることでふっくらジューシーに仕上がるのが特徴のホイル焼きです。
今回は、人気の洋食「つばめグリル」さん風な包み方をしてみました。しっかりアルミホイルを閉じれば、どんな包み方でも大丈夫。「蒸気を逃がさない」ことがポイントです。
何でフライパンでわざわざ焼くの?と思うかもしれませんが、香ばしさをプラスするためです。炒めたにんにくは香りが立ち、玉ねぎは甘みが増します。
ハンバーグは、表面を焼くことで旨みを閉じ込めるのと同時に、メイラード反応と言う美味しさの秘密が加わります。
また、ソースを作るときにもハンバーグを焼いたフライパンを洗わずにそのまま使うことで、ソースに美味しさを移すことが出来ます。
ご家庭で洋食屋さんのハンバーグをぜひ味わってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8049
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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