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甘酸っぱいいちごのコンフィチュールと少しクセのあるカマンベールチーズを組み合わせたカマンベールチーズケーキのレシピをご紹介します。カマンベールの濃厚な味わいといちごの爽やかな酸味の相性がいいレシピです。小さなマフィン型で焼くことで、カマンベールのチーズケーキといちごの絶妙なバランスが楽しめます。
【ビスケットの土台】
全粒粉ビスケット 60g
無塩バター(溶かし) 30g
【カマンベールチーズケーキ】
クリームチーズ(室温) 200g
カマンベールチーズ 100g
グラニュー糖 50g
はちみつ 大さじ1(21g)
卵 2個
コーンスターチ 大さじ1(6g)
生クリーム 200ml
【いちごのコンフィチュール】
いちご 250g
グラニュー糖 125g
レモン汁 大さじ1(15ml)
【ビスケットの土台】
① マフィン型にグラシンカップを敷いておきます。
② ビスケットをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
③ 型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
【カマンベールチーズケーキ】
① 室温において柔らかくしたクリームチーズと適当な大きさにカットしたカマンベールチーズをボウルに入れます。最初ホイッパーで上から潰すように混ぜてから、円を描くように混ぜます。カマンベールチーズの皮が残っていてもあとで濾すので大丈夫です。
② グラニュー糖とはちみつを加えて混ぜます。
③ 卵をひとつづつ加えてその都度よく混ぜます。
④ コーンスターチをふるい入れ混ぜます。
⑤ 生クリームを加えて混ぜます。
⑥ こし器などで生地を濾します。
【いちごのコンフィチュール】
① いちごはボウルに水をためて軽くゆすぎ、ヘタをとります。
② 小鍋にいちごとグラニュー糖、レモン汁を入れて加熱します。最初弱火でゆっくりと砂糖を溶かします。砂糖が全て溶け切っていちごから汁が出てきたところで強火にします。
③ 最初は大きな泡がどんどん出てきます。泡があふれそうな場合は中火に落として火加減を調節しながら加熱していきます。
④ 泡がだんだんとおさまり、煮詰まって赤色が濃く透明になって濃度が出てきたら出来上がりです。(7~8分程度)
⑤ 粗熱をとったら冷蔵庫で冷やしておきます。
【組み立て&焼成】
① 先ほど用意したマフィン型にカマンベールチーズケーキ生地を注ぎ入れます。
② いちごのコンフィチュールを中央に入れます。
③ 予熱した160度のオーブンで約15分、170度に上げて約5分、合計で約20分間湯煎焼きします。うっすらと表面に焼き色がついたら焼き上がりです。
カマンベールチーズケーキだけでもとても濃厚でおいしいので、イチゴのコンフィチュールを加えずに手軽に作ることもできます。
今回はチーズケーキにより濃厚さを出すためにカマンベールチーズの皮も加えましたが、よりさっぱりした味わいを好まれる方は皮の部分を取り除いて生地に加えて下さい。
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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