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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。シミを隠したくて丁寧にメイクしたはずが、かえって悪目立ちしてしまったことはありませんか?ベースメイクは色や量など意識すべきポイントが多く、重ねれば重ねるほど失敗しやすくなります。そこで今回は、シミカバーメイクで陥りやすい3つの落とし穴とお直し方法をご紹介します。
シミカバーで便利なアイテムといえばコンシーラー。
気になる部分に塗布することでシミを隠せるものの、ファンデーションとの色が合わないために塗った部分が目立ってしまうケースがあります。
とくに気をつけたいのが、頬の広範囲のシミを隠す際に暗い色を使うケース。
頬骨付近は顔のなかでも高く、光を受けて明るく見える部位であるため、この部分が周囲より暗くなっていると本来と反対の現象が起きて不自然な印象を与えます。
頬の広範囲のシミを隠す場合は、ファンデーションに近い色かやや明るめの色を選ぶと自然になじみやすいでしょう。明るめを選べば自然なハイライト効果も得られます。
シミをしっかり隠そうとしてファンデーションやコンシーラーを重ねすぎると、その部分に油分が多くなりすぎて崩れやすくなります。
リキッドファンデーションやクリームファンデーションはもともと油分を多く含んでおり、その上に柔らかいテクスチャーのコンシーラーを重ねるとかなり油分が多い状態になりやすいです。
しっかり隠そうとして塗る量を増やした場合、崩れてドロッと汚く見えたり、シミ部分のベースメイクがはげてシミが隠れなかったりと、逆効果になりやすいです。
コンシーラーを重ねるときは、ファンデーションもコンシーラーも最小限の量にしておきましょう。
それぞれのよさを引き立てるためにも控えめにしておくと、油分の量を減らせて崩れにくくなります。油分が過多になり崩れやすくなります。
シミを隠そうとしてベースメイクをしっかり塗っていると、ほかのシミや色ムラなども気になり出してあちこち塗り足してしまうケースがあります。
気がつけば顔全体が厚塗りになり、シミは隠れても老けて見える可能性が高いでしょう。カバーする際はしっかり隠すことよりも、いかに塗りすぎないようにするかを重視してください。
薄く仕上げたほうが透明感が残り若々しい印象になるため、多少の色ムラは気にせず仕上げましょう。ベースメイクでカバーを重視すると、どんどん悪循環にはまっていく可能性が高いです。
周囲の人はシミでなく全体を見ているため、闇雲にカバーするよりも全体を軽やかに仕上げたほうが若々しく見えやすいです。
色選びや塗る量に気をつけて、自分にぴったりのベースメイクに仕上げてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1821
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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