バリスタ石谷貴之に訊く!素敵に過ごすコーヒータイムとは

出勤前に…、買い物帰りに…、友人と…、一人で…。 あなたは、どこで誰とコーヒータイムを過ごすことが多いですか? いつものコーヒー屋さんで、気になっていたあのお店で、あの人を誘ってコーヒーを味わいながら楽しい時間を過ごしてみては? 素敵なコーヒータイムを過ごすための極意をシーン別にご紹介します。

ホッと一息したいときに飲みたいコーヒー。
海外大手のコーヒーチェーンの影響もあってか、いまではコンビニでも淹れ立てのおいしいコーヒーが気軽に飲める時代になりましたね。
今回はそんなコーヒーを囲みながら、楽しくちょっとしたコツで相手の好感度も上げられるようなワザをバリスタ王子の異名を持つ石谷貴之バリスタに聞いてみました。

初対面の相手と行くコーヒー

あの人ともっと親しくなりたい。共通の話題を見つけたい!
前から気になっていた相手と行くコーヒー。
「いまがチャンス!ここで仲良くならねば!」なんてこともあるときは「一緒にお茶でも?」なんて誘うこともしばしばです。
そんな時はどんなコーヒーをチョイスすればいいのでしょう?

石谷 「いくら自分がコーヒー好きでも、メニューに豆の名前しかないコーヒー専門店よりはラテやスイーツも充実しているカフェが無難だと思います。
そこで自分がコーヒー好きなこと、でもあなたの好きなものはわからないから今回はここにしたよ。という雰囲気を出せば好感度も上がるでしょう。しかも、ナチュラルに『次回は自分のおすすめの店に…』という流れにも持っていけます。」

なるほど、さすがはバリスタ王子。次回の戦略もバッチリですね。

いつか自分も! 上司や先輩と行くコーヒー

仕事や趣味で、自分の目標になるような人に出逢う。
これはとてもラッキーですよね。いつか自分もあんな風になってみたい。
そんな相手の仕草をチェックするコーヒーってあるのでしょうか?

石谷 「コーヒーを飲む仕草にはその人が出ますね。仕草を楽しむならエスプレッソがオススメです。 エスプレッソはだいたい3口くらいでサクッと飲むのがカッコいいです。それから、カップに残ったお砂糖をスプーンですくって食べるのは行儀悪いことではありません。先輩に自分をアピールするチャンスです。エスプレッソを飲み終わった後の、余韻を含んだ表情もお忘れなく。」


バリスタ王子たるもの、常にコーヒー民を優しくマニアックな視線で見守ってくれているのですね。

一人でかっこよく飲むぼっちコーヒー

何歳になっても、カフェでレポートや企画書をノートパソコンで作る…、
なんていうシチュエーションに憧れますね。
でも、一人でカフェに入るのはなんだか苦手。
他人に見られているじゃないかと気になってしまう人もいるのでは。
そんな時、垢抜けて見える「ぼっちコーヒー」には何を選んだらいいのでしょう?

石谷 「僕は基本的に何をするのも独りですので(笑)、他人の目はほとんど気になりませんが、一人の時はリラックスして周囲を気にせずコーヒーを楽しんで欲しいものです。
ラテなど、口の周りにミルクのヒゲができてしまうリスクのあるものよりは、冷えても美味しいコーヒーがいいでしょう。
今、サードウェーブと呼ばれているスペシャルティコーヒーなら、冷めても美味しく飲めるし、ミルクひげをつけたまま気づかずにいることもありません。
今日の豆のおすすめを試してみてもいいし、お店のバリスタさんに自分の好みや苦手な味を言って、アドバイスしてもらうのもいいでしょう」


シチュエーションによって、また相手によってコーヒーを選ぶのも楽しいですね。
人間関係はコーヒーのように奥深く味わいのある雰囲気を醸し出しますね。
一杯のコーヒーでこんなにも楽しめる時間を過ごせるなんて…。
みなさんもぜひ試してみてください。


<石谷貴之 プロフィール>
フリーランスのバリスタとして、バリスタ育成やショップの立ち上げ、イベント内でのコーヒーサーブ、セミナー開催など幅広く活動中。SATURDAYS SURF NYCでは国内4店舗におけるコーヒー部門のディレクションを務め自らも店舗に立つ。2015年9月にはWACKO MARIA初の基盤店PARADISE TOKYOのコーヒー部門のディレクションを担う。ほかにも、ジャパンバリスタチャンピオンシップ2009年、2012年、2015年にて準優勝、アジアバリスタチャンピオンシップにて日本代表、ジャパンラテアートチャンピオンシップにて審査員、Coffee Fest Latte Art世界選手権にて審査員など、複数の華々しい経歴を持つ人物。


執筆者:石谷貴之

更新日:2017年6月15日
公開日:2017年6月15日

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