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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。美人に見せると評判の下地「ランコムUVエクスペール」。この春、新色ローズが登場して話題に。今回は、2018年発売の「UV エクスペール トーン アップn」と新色ローズ、さらにマキア―ジュやセザンヌなどの人気の下地もあわせて比較してみました。
去年5月に発売されるとともに、美しい仕上がりが夜まで持続すると話題になり、すぐにランコムのファンデーション売り上げNo.1となった伝説のリキッドファンデ「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」。
このファンデとあわせて使うUV下地として話題になり、ついにはファンデを超えるほどの人気商品となったのが「UV エクスペール トーン アップ n(SPF50+・PA++++、5,800円【税抜】)」です。高いUVカット機能に加え、肌表面をつるんと整え、透明感のある明るい肌色を演出してくれるトーンアップ効果が人気の秘密のようです。
では、下地なしでは美しいベースメイクの仕上がりは期待できないのでしょうか?
そもそも下地の役割とは大きく分けて次の5つになります。
①きめや毛穴をカバーして肌表面を整える。
②ファンデーションを密着させて長持ちさせる。
③肌くすみを軽減し、肌色を明るく見せる。
④ツヤや光沢で顔にメリハリを出し、立体的に見せる。
⑤UVカット効果がある。
これらの効果に加えて、皮脂を吸着したり、潤いをキープしたり、そのときどきの肌の調子にあわせたスキンケア効果を併せ持ったものをチョイスすることで、より美しい仕上がりが期待できます。
ランコムのUV下地シリーズから、今年は「UV エクスペール トーン アップ ローズ(SPF50+・PA++++、5,800円【税抜】)」が新登場!これまでのものとどう違うのか、肌に塗ったときのイメージを比較してみました。
上の画像は、ともに左が「UV エクスペール トーン アップ n」。右が「UV エクスペール トーン アップ ローズ」です。
みずみずしさが広がるテクスチャーは、ほぼ同じ。カラーのニュアンスは、明らかに違い、「UV エクスペール トーン アップ ローズ」がきれいなピンク色であるのに対して「UV エクスペール トーン アップ n」はピュアなホワイトです。
指でのばすと、どちらもぱっと見た感じではわからないほどナチュラルなカラーコントロール効果が得られます。
「UV エクスペール トーン アップ ローズ」は、日本女性の肌にあうピンクに調整されているというだけあって、実際に顔に塗ると、白浮きせず自然に肌に溶け込みながらトーンアップしてくれます。ナチュラルに女性らしい血色感を纏うことができます。
「UV エクスペール トーン アップ n」は、のばすと無色になり、ほのかな立体感を演出することができるとともに、なめらかな透明感を纏うことができます。肌の赤味やくすみが気になる方はこちらがおすすすめです。
テクスチャーはほぼ同じ。適度な潤いを感じさせながらもみずみずしい、のびのよいクリーム状。
一日使用で、潤いキープ効果、ラスティング効果もほぼほぼ同じであることを確認できました。血色感アップか、透明感アップか…肌の調子やなりたいイメージによって選ぶと、理想的な肌色に整えることができます。
ランコムの下地よりも、もう少し身近な価格帯のものをチョイスしたいという方に、同じようにトーンアップ効果を期待できる下地としておすすめなのがこちら。
マキアージュ内の売り上げNo.1を誇る人気下地で今年の2月にリニューアル発売されたばかり。
皮脂や乾燥などの肌変化に対応して、テカりもカサつきも防いでくれるスマートな機能がポイント。ほんのりピンクで、血色感アップが期待できます。
大ヒットを誇るプチプラ代表人気下地です。左・ピンクベージュと、右・ライトブルーの2色展開。
さまざまな下地を試したなかで、筆者がナチュラルなトーンアップ効果を確かに感じたおすすめ下地です。
テクスチャーはこの画像のとおり、マキアージュ(右)もセザンヌ(真ん中・ライトブルー、左・ピンクベージュ)も、やや油膜を感じさせながらも、ローションに近いみずみずしいテクスチャーです。
マキアージュ/ドマティックスキンセンサーベース EXは、潤い効果が足りないかな?と思ってしまうくらいサラサラしているのですが、時間が経っても乾燥してつっぱることも崩れもなく快適! ほのかなピンクでトーンアップ効果も期待できます。
セザンヌ/皮脂テカリ防止下地は、さっとのびて適度な潤いさせつつも、べたつかずサラサラ。こちらも長時間、さらさら仕上がりをキープできます。
またウォータープルーフなので、汗をかきやすい日におすすめ。血色感アップにはピンクベージュを、赤味や黄ぐすみが気になる時にライトブルーを使うと透明感がプラスできます。
どちらも、崩れ防止をメインにうたった下地なので、乾燥が気になる方はテカリやすい部分だけに使うというメイク方もOK!ただ、乾燥肌の筆者が全顔に使っても乾燥してしまうことはなかったので、トーンアップ効果狙いで全顔に使うという方法もおすすめできます。
話題の下地、人気下地を比較してみました。
ファンデーションだけでベースメイクを仕上げると厚塗りになったり、時間の経過とともに皮脂と混ざって肌色が沈んでしまったりすることもあります。とくにテカリやカサつきが気にならないという方も、ぜひ使ってみてくださいね!
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4006
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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