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今も昔も男子を引きつけてやまない、モテレパートリーのマスト!肉じゃが。でも、牛肉を結構使うから、リーズナブル…とは意外にいかないのも、また肉じゃが。あの旨味もしっかり!そして、お財布にも優しい!今回はそんな肉じゃが、紹介します。味しみしみの二日目アレンジも最高なんで、た〜っぷり作るべしっ!
うちのダンナは、広島県呉市の出身。呉市といえば…そう!肉じゃが発祥の地のひとつなのです。
だからと言うか、なんと言うか…縁を感じますよ。肉じゃが。と言う前振りから、いざ、肉じゃがにー。(ちなみに今回の肉じゃがは、呉の海軍風ではありません。念のため…。)
しっかり濃厚な牛肉の旨味をた〜っぷり吸った、あのホクホクのじゃがいも、そして玉ねぎ…やっぱり、これが肉じゃがの醍醐味!ですよねー。
これを少しでもリーズナブルに…で、考えたのが“ひき肉”!
実はこのひき肉、いいことづくめ。旨味が出やすいので味もしっかりつきやすく、後で紹介するアレンジレシピを見てもらうとわかるんですが、その後のアレンジにとても便利!
これ最高!我が家の肉じゃがは、牛ミンチ、一択です。
じゃがいも、ほっくほくに仕上げたいので、我が家の肉じゃがは、じゃがいも、大きめ。大ぶりに切って、たっぷりめの煮汁で、ゆっくりコトコト煮ます。
煮汁がほぼなくなるまで、煮ればできあがり!一日目もおいしいけれど、二日目アレンジもおいしいので、食べてきってしまわないでくださいね(笑)。
・じゃがいも(男爵)…300g
・玉ねぎ…200g
・牛ひき肉…125g
・サラダ油…適量
・みりん…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・水…1〜1/2カップ(ひたひたになるよう加減します)
・一味唐辛子…少々
① ジャガイモは、皮をむき、大きめに切り、水にさらします。
② 玉ねぎは、皮をむき、1cm幅ほどのくし切りにします。
③ 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎ、じゃがいもの順に入れ、全体に油がまわるまで炒めます。牛ひき肉を入れ、ざっと炒め、ひき肉の色が変わったら、みりん、しょうゆ、水をひたひたに入れます。
④ 最初は強火にかけ、アクをきれいにとります。アクが落ち着いたら、弱火にし、落し蓋(アルミホイルなどでも大丈夫!)をして、ゆっくり煮ます。
⑤ 水気がほぼなくなれば、できあがり。好みで一味唐辛子をふっていただきます。
二日目の肉じゃがは、さらに味がしみしみ。じゃがいもが、ほろほろに崩れてきますが、これがベスト。
じゃがいもとミンチが、うまーく混ざり合って、「なるほど、ミンチで作って良かった」って、実感してもらえるハズ! この一体感は、ミンチだからこそ。
パンは、好みのもので構いませんが、おすすめは、ふわふわ系。パンのふわっに、ジャガイモのほくっ。そして、パンに塗る粒マスタード!肉じゃがとの相性も抜群です。
① 好みのパンをスライスし、サンドする面にバターを塗ります。
② 下のパンには、スライスしたキュウリを並べ、上のパンには、粒マスタードを塗ります。
③ 二日目の肉じゃがは、ざっと混ぜあわせます。
④ ②に③をサンドして召し上がれ。
ご飯の上に、肉じゃがをオン。肉じゃが丼、なだけでも美味しいけれど、さらに玉子ものせちゃいますよ。
卵は、もちろん半熟で。とろ〜り卵を崩して、黄身がからまった肉じゃがとご飯のおいしいこと。ほろほろのひき肉、じゃがいも、ご飯を最後はぐるぐるっと混ぜて食べちゃってもおいしいんですよー。
粉山椒もお忘れなく!です。
① ネギは、斜め細切りにします。
② フライパンに、お玉1杯分の二日目の肉じゃが、砂糖大さじ1、水大さじ1〜2(※)を入れて、火をつけます。※肉じゃがの水分量にあわせて加減してください。
③ フライパンが温まったら、卵1個を割り入れ、白身が白くなったら火を止めます。
④ あたたかいご飯をよそった丼に、③をのせ、①のネギを散らし、粉山椒をふりかけていただきます。
しっかりと濃厚な旨味の肉じゃがは、いつものごはんにはもちろん、晩酌のおともにも、ぴったり!
ぜひ作って、彼やダンナさん、お子さんと、みんなで楽しんでくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
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地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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