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もちもち食感で、素朴な風味の「いも餅」。地域によって、じゃがいも、里芋、さつまいもなど、使う芋の種類も作り方も様々のようです。中でも、じゃがいもを使った北海道の郷土料理のいももちは、冷凍食品もありますし、コンビニや、居酒屋さんなどのお店で食べた事があるという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな「いももち」の簡単レシピをご紹介します。
もちもちとした食感と、素朴なじゃがいもの風味も楽しめるいももちは、おやつにも、おつまみにもぴったり。
いももちの主な材料は、じゃがいもと片栗粉。手軽に作れますし、チーズを入れたり、胡麻をまぶしたり、アレンジも楽しめます。
じゃがいもと片栗粉を混ぜて作った生地で、チーズを包んだいももちは、中からチーズがとろり。
混ぜて焼くだけの簡単レシピですが、片栗粉の分量で食感が変わります。片栗粉が少なめのいももちは、焼いている時に崩れやすいですが、じゃがいもの風味をより楽しめます。片栗粉が多いともちもち食感になりますが、固くなりやすいです。
今回は、もちもちで作りやすい1割強の片栗粉を混ぜて作りました。
じゃがいも 中2個(250g位)
片栗粉 大さじ3
塩 ふたつまみ
スライスチーズ(溶けるタイプ) 2枚
バター 10g
① じゃがいもは、よく洗う。キッチンペーパーを水で濡らし、皮つきのままじゃがいもを包み、柔らかくなるまでレンジで加熱する(500Wで6分位)。竹串がすっと通るまで加熱したら、ラップをしたまま2~3分そのままおいて蒸らす。
② 熱いうちに、キッチンペーパーで包んで皮をむき、フォークなどでつぶす。
③ 片栗粉、塩を入れてよく混ぜ、パサつくようなら牛乳を小さじ1~2(分量外)加える。
④ 4等分し、中にチーズを入れて丸く成形する。
⑤ フライパンにバターを入れて火にかけ、いももちを入れて弱火で両面をこんがりと焼く。
焼くときは何度もいじったりせずに、焼き色がついたらひっくり返すようにすると、形が崩れずきれいに出来ます。チーズはスライスチーズを重ねて包みやすい大きさに切って使いましたが、お好みのチーズでOKです。
砂糖を入れた甘みのある生地に炒りごまをまぶして焼き、甘辛だれを絡めた胡麻いももちは、炒りごまが香ばしく、後を引くおいしさです。
じゃがいも 中2個
片栗粉 大さじ3
砂糖 小さじ2
牛乳 大さじ1
炒りごま 適量
A)砂糖 小さじ2
A)醤油 小さじ2
A)みりん 小さじ2
① チーズいももちと同様に加熱したじゃがいもをつぶし、片栗粉、塩、砂糖を入れてよく混ぜる。
② たねを4等分して丸く成形し、炒りごまをつける。
③ フライパンにバターを入れて火にかけ、いももちを入れて弱火で両面をこんがりと焼く。
④ Aの調味料を入れて絡める。
じゃがいもだけでなく、かぼちゃやさつまいもでもおいしくできます。いろいろな素材で試してみるのも楽しいですよ。
もちもち食感のいももちは、身近な材料ばかりなので、思い立った時にすぐ作れるのがうれしいですよね。
作り立てがおいしいので、ぜひ、あつあつを召し上がってくださいね!
この記事のライター
笠原知子
6901
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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