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両家から妊娠のプレッシャー…不妊治療、パートナーとの乗り越え方

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結婚は2人だけの問題ではないのと同様に、妊娠も2人だけの問題ではありませんよね。孫を心待ちにする両家の親からの妊娠に対してのプレッシャーに関して、夫婦での乗り越え方に関してお話していきたいと思います。

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自分に不妊治療が必要となり、妊娠するのに時間がかかるかもしれないと思ったときに最初に気になったのは両家の親のことでした。
私たち夫婦はお互い長男長女でそれぞれの兄弟はまだ結婚していません。
お互いの両親が孫を心待ちにしているということは容易に想像できることでした。

両親から妊娠へプレッシャーをかけるような発言はそれまでは一度もありませんでした。ただ、私たち夫婦は両親がいまかいまかと期待しすぎても申し訳ないと思い、両家に不妊治療していることを伝えることにしました。

まず義両親へご報告。不妊治療をしていることを伝え、孫を心待ちにしているだろうに申し訳ない、ということを伝えました。
その返事としては、焦らなくてもいいということと、孫は欲しいが息子と一緒に生きてくれる人が現れただけでうれしいという優しい言葉でした。

ただ最初と最後に「孫はゆっくり待ちます」という言葉を聞いた時に、プレッシャーをかけないように気遣ってくれているうえで、孫はやはり待ち遠しいという気持ちが伝わってきました。

自分の両親に子供の話をしたところ、まだ不妊治療の話をする前に両親から出た話は孫ができたらこうする、ああするというような孫ができた場合の楽しみに関してでした。
なんともいたたまれない気持ちになりました。
もちろん悪気があって言っているわけではないことは理解できました。

また、旦那の両親は「嫁」ということで控えめに話をしてくれていましたが、私の両親のように本当は期待して待っているということも改めて感じました。

自分の両親には改めて不妊治療をしていることを伝えたうえで、「少し時間がかかるかもしれないけど待って欲しい」ということを伝えました。

「結婚」というのは二人だけでの問題ではないということはよく聞きますが、「妊娠」に関しても二人だけの問題ではないということをひしひしと感じています。

両家の親からは焦らなくていいことなど優しい言葉をもらっていますが、共通して出るのは「~さんのところは〇年たって子供ができたから」という、子供を授かるのに時間がかかった夫婦の話です。
不妊治療に疲れている時期にこの言葉を言われると、不妊治療に何年かけてでも、子供を作りなさいという意味に聞こえ、落ち込むこともありました。

そのようなときは旦那に話を聞いてもらい、改めて両親には悪気がないことを話し、「自分たち以外のために子供をつくるわけではないから、自分たちは自分たちのペースで頑張っていこう」とお互いの意思を確認することができました。

「妊娠」という目標を追いかけるときに、両家のことをまったく考えないということは難しいと思います。プレッシャーのかかる言葉をかけられることもあれば、違う意味でかけられた言葉でもプレッシャーに感じてしまうことがあります。
そのようなときは「自分たちがなぜ子供が欲しいのか」ということに立ち返って、「誰かのために」子供をつくるわけではないと夫婦で再確認するようにしています。

前向きに頑張るために、夫婦でしっかりと話し合うことは、どんな問題に直面した場合でも大切なことだと思います。



この記事のライター

koroboo14

2014年結婚。2015年結婚式を終え妊活開始。なかなか子供に恵まれず2016年6月から不妊治療を始めました。不妊治療に対しての夫婦の協力や、ステップアップに関する悩み人工授精に関してなどの記録をブログに4コマで書いています。

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