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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。ヘアアレンジと聞くと、夏の暑い時に髪をまとめたい方がするものと思われがちですが、冬にもヘアアレンジをして毎日のオシャレをぜひ楽しんで欲しいと思います。今回はハイネックやマフラーコーデにも似合う簡単ヘアアレンジをご紹介します。
首元にボリュームのある服装を着ることが多くなる冬。厚着になると、着膨れの影響でシルエット全体が大きく見えてしまうことも。
そんな時はさっと髪の毛をまとめて、顔周りをスッキリ&バランスよくしてあげるのがおすすめ!
何かとイベントの多いこの時期にもピッタリなヘアアレンジですので、ぜひマスターしてみて下さい。
ヘアアレンジは難しいと思っている方が多いと思いますが、実は基本を身につけてしまえばかなり簡単に作る事が出来ます。
今回ご紹介するハイポニーテールは、アレンジの基本が集約されたヘアアレンジ。これを覚えるだけで、応用で何種類もヘアアレンジを行う事が出来ますよ!
それでは作り方です。
① 真ん中の髪を少量編み込みをして毛先をゴムで縛ります。
編み込みは髪をまとめる際にかなり安定感があるまとめ方で崩れにくく、さらに最後に崩しを入れた時に髪に立体感が生まれますのでぜひ基本として覚えておいて欲しいと思います。
ゴムを結ぶ際はあまりきつく結びすぎると崩しの際にうまく引き出せないので少し緩めに結んでおくとやりやすいですよ。
② 両サイドの髪を、先ほど作った真ん中の編み込みに添わせるように片編み込みをして同じく毛先をゴムで縛ります。
ここでヘアアレンジの基本ですが、パートごとにアレンジをする際、隙間を作らないようにするのがポイントです。
このパートとパートの間に隙間が出来てしまうとヘアアレンジのクオリティーが低く見えてしまうので隙間ができないように髪の毛の持っていき方に気をつけてください。
③ 残ったバックサイドの髪も同じように片編み込みをしてゴムで縛ります。サイドの時と同じように隙間が出来ないように注意をして下さい。
最後に全体の髪を1つのゴムで縛ったらベースの完成です。
④ ベースが完成したら全体を程よく引き出して立体感を出します。
アレンジの基本となる崩しですが、髪の毛の束感が出るようになるべく少量の髪をつまんで引き出す事が大切です。
つまんで引き出した髪が山のようになり隙間が出来る事で全体の印象を柔らかく見せる事が出来ます。
この崩しは、ヘアアレンジの基本で1番大切なポイントになりますので、ぜひ頑張って作ってみて下さい。
今回ご紹介した冬のヘアアレンジで、毎日の生活がより素敵なものに出来たら幸いです。
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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