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アメリカの定番スイーツのブラウニー。種類もレシピも豊富ですが、今回はベーキングパウダーを使わない、トラディッショナルな濃厚タイプで、表面はサクっと、中はしっとりとしたレシピを紹介します。アクセントにオレンジピールと刻んだくるみ、チョコを加えました!
冷めると表面はしっかり固まり、軽くたたくとこんこんと音がします。これが表面のサクッとなる合図。
このサクッと感と焦がしチョコを楽しんでもらいたいので、あえてトッピングはせずに、オレンジピールと炒ったくるみ、粗く刻んだビターなチョコをたっぷりと中に混ぜ込みました。
濃厚でしっとりとした、食べ応えのあるトラディッショナルなブラウニーです。
Aダークチョコレート…150g
A無塩バター…100g
A卵…Lサイズ2個
A白糖…40g
A小麦粉…40g
A純ココアパウダー…10g
Bセミドライオレンジピール…50g
Bくるみ…50g
Bダークチョコレート…50g
Bブランデー…小さじ2
・A、B両方のダークチョコレートは、それぞれ粗く刻む。(チップになっているものは、そのまま使って下さい。チョコは、製菓用またはハイカカオがおススメです。)
・バターは、2~3cmの角切りにする。
・セミドライオレンジピールは、粗く刻んでからブランデーを振りかけておく。
・くるみは、フライパンで軽く炒ってから、粗く刻む。
① 耐熱のボウルにAのダークチョコレート、バター、白糖を入れたら、湯せんにかけて泡だて器で混ぜながら材料を溶かしていく。(深めのフライパンにお湯を沸かし、一枚布巾を沈めてからボウルを置くと、カタカタせずに湯せんが出来ます。)
② チョコとバターが溶けて混ざり合うまで、よく混ぜる。
③ 別のボウルに溶いた卵を2~3回に分けながら流し入れ、その都度、泡だて器で良くかき混ぜる。
④ 湯せんから降ろし、小麦粉と純ココアパウダーを振るいながら入れ、泡だて器をヘラに持ち替えて、全体をなじませるように混ぜる。
チョコレートをたくさん使うのに、純ココアパウダーも加えるの?と思いますが、使うことで、カカオのほろ苦い風味がプラスされ、味もしまります。
⑤ 材料Bも加える。
⑥ 型にオーブンシートを敷き、⑤を平らに流し入れ、10cmほどの高さから数回落として空気を抜く。(専用の型が無くても、バットなどの耐熱容器にオーブンシートを敷いて代用できますよ!)
⑦ 180度に熱したオーブンで、14~15分焼く。(ガスオーブンの上段を使っています。お使いのオーブンによって温度と時間の調節をして下さいね。)
⑧ 粗熱を取り、12等分のバー状または、お好みの大きさにカットしたら、出来上がり。
紙で包んだり、可愛くラッピングをすれば、手土産にも使えます。
今回は、ちょっと大人を意識した、甘すぎないビターなチョコと甘酸っぱいオレンジのブラウニーです。バレンタインや普段のおやつに、ぜひ、作ってみて下さい
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8052
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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