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2月3日は節分。「鬼は外!福は内!」と豆をまく節分は、幼い頃から親しみのある日ですよね。今回は、そんな節分の余った炒り豆を使ったレシピを3品ご紹介したいと思います。
節分は、立春の前日で、季節を分ける日。春を迎える節分には、古くから厄払いの儀式が行われてきたそうです。
邪気の象徴である鬼を追い払う豆まきですが、豆は、「魔減(まめ)」、炒り大豆は、弓を「射る」に通じ、また、穀物には霊力があるとされていたため、炒り大豆が使われるようになったと言われています。
年の数よりひとつ多く食べると無病息災で過ごせるといわれている炒り大豆ですが、余ってしまって使い道に困ってしまったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
もうすぐ節分。今回は、余った炒り豆を使ったレシピを3品ご紹介したいと思います。
炒り大豆の香ばしさとカリカリした食感をそのままに、黒糖の甘味とくるみのコクを加えたおやつです。5分程度で手軽に作れます。
炒り大豆 40g
くるみ 20g
黒砂糖(粉) 40g
水 小さじ2
炒りごま 小さじ1
① くるみは、大豆と同じくらいの大きさに砕く。
② 黒砂糖と水をフライパンに入れて中火にかけ、ぶくぶくしてきたら、炒り大豆とくるみを入れて混ぜる。
③ 黒糖が絡んできたら火を止め、ワックスペーパーやバッドに広げて冷ます。
黒糖のコクが、炒り大豆とくるみによく合います。黒糖がない場合は、お使いの砂糖でもできます。
炒り大豆は、水で戻したり、煮たりすれば柔らかくなります。お米と一緒に炊き込みにすれば、素朴な味わいが楽しめます。
うまみを加える桜エビと、彩りと香りのアクセントに刻んだセリを入れました。お好みで、しいたけやしめじなどのきのこ類を加えるのもおすすめです。
米 2合
炒り大豆 40g
桜エビ 10g
生姜 1片
セリ 3~4本
炒りごま 小さじ2
白だし 大さじ2
日本酒 大さじ1
塩 ひとつまみ
① 米を研いで、炊飯器に米と白だしと日本酒、塩を入れ、目盛りまで水を加えて、全体をざっと混ぜる。
② 炒り大豆、桜エビ、千切りにした生姜を入れて炊く。
③ 炊き上がったら、1~2cmに切ったセリと炒りごまを加えてご飯をほぐすように混ぜる。
炒り大豆を煮てスープの具にしました。スープの具に入れれば半端に残った大豆も残さず使えて便利です。同じ大豆の豆乳と合わせてまろやかに。
炒り大豆 30g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 50g
コーン(缶詰) 50g
ベーコン 1枚
しめじ 1/2パック
水 200cc
豆乳 300cc
コンソメ顆粒 小さじ2
バター 10g
塩 適量
胡椒 適量
① 玉ねぎ、にんじん、ベーコンは1cm角に切る。しめじも同じくらいの大きさに切る。
② 鍋にバターを入れて火にかけ、玉ねぎ、にんじん、ベーコンを炒める。炒り大豆、しめじ、水、コンソメ顆粒を入れて、野菜が柔らかくなるまで煮る。
③ 豆乳とコーンをいれて沸騰する直前で火を止め、塩、胡椒で味を調える。
豆まきをしたら、炒り大豆は残さずおいしく。余った豆があったら、お試しくださいね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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