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コンビニやスーパーで人気のサラダチキン。実は家にあるものと一緒に茹でるだけで簡単に作れます。手作りすると茹で汁や皮も無駄なく利用できるので、買うよりも断然コスパも良い!今回はサラダチキンを手作りしましょう。
鶏胸肉 2~3枚
コンソメ 小さじ1
塩 小さじ1
水 適量
香りのあるもの(ベイリーフ・セロリの葉・長ねぎの青い部分・にんにく・しょうが・ミックスハーブ等)
① 鍋に鶏胸肉を入れ、かぶるくらいの水を加える。コンソメ、塩、香りのあるものを加えて火にかけ、沸騰してきたらごく弱火にして10~15分煮る。
② そのまま蓋をして冷めるまで置いておく。冷えたらゆで汁ごと保存容器に移す。
保存はゆで汁に漬けた状態のまま、冷蔵庫で3日ぐらいを目安に使い切って下さい。
材料に香りのあるものと表記しましたが、全て使うわけではなく、その時にあるものを使って構いません。ベイリーフだけ、しょうが、にんにくの単品でも大丈夫です。いくつか組み合わせて使うと風味が増します。例えば、ベイリーフやセロリの葉、ミックスハーブ等とにんにくの組み合わせを使うと洋風、長ねぎの青い部分、しょうがの組み合わせは和風又は中華の風味になります。
沸騰させたまま煮てしまうとチキンが固く仕上がってしまうだけでなくスープが濁ります。冷ます間の余熱でも火は通りますし、澄んだスープの方が後で使い回しやすいので弱火で煮て下さい。
保存容器に移す際に一度ザルにキッチンペーパーを敷いてからゆで汁を濾すとよりクリアなスーブになります。
繊維を断ち切るようにスライスすると噛みごたえのある食感になります。
レタスを敷いた上にスライスしたサラダチキンを盛りつけて棒棒鶏に。
大さじ1の市販の胡麻ドレッシングに豆板醤小さじ1を混ぜ合わせると即席の棒棒鶏のタレになります。
繊維に沿ってほぐすとツナのような食感になります。
ほぐしたサラダチキンにマヨネーズを混ぜ合わせてベーグルサンドイッチ、他に野菜と合わせて和え物にするのもおすすめです。
苦手な人も多い皮の部分ですが、皮は油で揚げるとパリパリの鶏皮せんべいになります。
鶏皮は水分をキッチンペーパー等でよく拭き取ってから180℃の揚げ油できつね色になるまで揚げ、塩と胡椒を振ります。ビールによく合うおつまみになります。
鶏の旨みが溶け込んだゆで汁はぜひスープや炊き込みご飯に。
わかめと卵、刻んだ葱、ゴマ油を少々加えた韓国風わかめスープ。これにご飯を入れて雑炊にしても。
ゆで汁にケチャップをプラスしてほぐしたサラダチキンと一緒に炊き込んだらチキンライスにもなります。
手作りサラダチキンは市販のものに含まれる糖分を使っていないのでよりヘルシーです。糖質制限している方やダイエット中の方にもおすすめ。
香り付けの風味を変えることや、切り方を変えるだけでアレンジは自在に広がります。冷蔵庫に常備しておくと日々のごはん作りがぐっと楽になりますよ!
茹でるだけなので、気軽に作ってみて下さいね。
この記事のライター
鎌倉裕子
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フードコーディネーター、2004年よりエキサイトブログにて「Happy Days」を運営し、季節ごとの保存食、常備菜や酒の肴、お弁当など料理全般や暮らしを提案。料理検索サイトE・recipeにてレシピ作成を行う。神奈川県在住、夫、高校生の息子、1歳になる猫の3人と一匹暮らし。
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