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ウイルス感染拡大を防ぐために、外に出かけるときにはマスクが必須になりましたね。マスクを長時間つけていると、気がつけば目元もメイクが崩れ、いつも以上にどんより疲れた顔に見えることってありませんか?今回はマスクを外しても失敗しない、元から美人に見えるメイクをわかりやすく解説しましょう。
マスクをとって疲れた顔に見えるのは、きっとアイメイクが崩れているせい。アイメイクが崩れると、目元がくすんで暗くなり、5歳は老けて見えます。
メイク崩れの原因は筋肉の動きからくる擦れとマスク内の湿気。ですので、密着力が弱い・湿気に弱いメイクアイテムを使うとメイク崩れしやすくなります。
つまり、マスクの時は崩れにくいアイメイクをするのが大切なポイントとなります。
マスクの日はアイシャドウはいつもより明るいカラーを選びましょう。明るめのカラーのアイシャドウを、上まぶたと下まぶたに塗ります。
アイシャドウが濃いダークカラーだと、その分崩れたときにくすみやすくなってしまいます。
マスクメイクでおすすめカラーは「ベージュ」や「サーモンピンク」。肌なじみのいい色はくすみにくく、目元を明るくキープしてくれますよ。
また、いくら明るくてもイエローやグリーンなどの奇抜なカラーは肌から浮いたりくすみやすいのでNGです。
マスクで顔の下半分が隠れる分、目線は目から上に集中します。眉毛がボサボサだったり雑な眉だと、せっかくのアイメイクが台無しです。
眉は眉頭から眉尻まで気を抜かず、黄金比を意識していつも以上に丁寧に描きましょう。
眉の理想のプロポーションは以下です。上の画像を参考にして下さいね。
・眉頭は小鼻の位置の延長線上
・眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上と眉頭の下の水平線が交差したところ、またはそこから少しだけ上の角度にあたる位置
眉メイクが崩れやすい人は、仕上げにウォータープルーフの眉マスカラを重ねておくと崩れにくくなりますよ。
マスクの日のメイクはつい手を抜きがちですが、目の下のクマはきちんとカバーをしましょう。クマが目立つとそれだけで老けて見えてしまいます。
ただし使うのは密着力の高いコンシーラーで、クマが気になる部分だけをきちんとカバーすること。上の画像の線で囲った部分を重点的にカバーしましょう。
ファンデーションを肌全体にたっぷり重ねてカバーすることはオススメできません。
なぜなら、マスクの中は湿度が高く蒸されている状態なので、ファンデーションを厚く重ねても、肌全体が崩れる原因にしかならないからです。
顔の立体感こそ美人に見える重要なポイント。マスクメイクで立体感を作るには、ノーズシャドウが大切なカギです。
いつもより少しだけしっかりとノーズシャドウをいれましょう。入れる位置は、眉頭から、鼻の付け根にかけて。それより下の部分はマスクで隠れてしまうので、入れなくても大丈夫です。上の画像の白い線で囲った部分にノーズシャドウを塗りましょう。
ただしやりすぎは絶対NG!鏡を見ながら入れすぎに注意しましょう。
限度がわからないときは携帯の純正カメラで自撮りをしましょう。撮った写真を見た時にノーズシャドウがくっきり見えていれば、やりすぎです。自然にぼかしてあり、わからない程度であればOKです。
加工アプリで撮影すると自動補正されてしまい、実際のメイクの見え方がわからなくなってしまうのでここでの使用はNGです。
美人に仕上げたいと思うとついメイクは濃くなりがちですが、それでは元から美人感はでません。
ただメイクの濃い雰囲気美人にならないように大切なのは「引き算」すること。
アイシャドウは肌なじみのいいナチュラルカラーを。ただし目の下のクマはきちんとカバーすること。そして仕上げにノーズシャドウで立体感をプラスすれば、元から美人メイクの出来上がりです。
まだ自粛は続きますが、いつもとちがうメイクで気分転換してくださいね。
この記事のライター
藤田あみ
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お悩みメイクを得意とする美容研究家。大手化粧品会社の元美容部員。 自身もコンプレックスを抱えていたが、メイクを学び自信に繋がったことがきっかけで、メイクの素晴らしさを伝えたいと独立。美容業界11年目で、今までに3000人以上のメイクとスキンケアを指導。複数の媒体で美容コラムも執筆。過去に24時間で満員となる少人数制美眉メイクセミナーを開催。コスメコンシェルジュでマキア公式ブロガー 。 二児の母。
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