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ヘアメイクの森田玲子です。メイクの中でも難しいのが眉。ポイントメイクの中でも、難易度は最上級な上に、流行りの眉でいないと、どこかやぼったい印象に見えてしまいます。今回は、今っぽ眉を描けるようになるための重要テクニックをご紹介。いつもの眉メイクに取り入れると、眉レベルが格段に上がりますよ。
そもそも、今っぽい眉とはどんなものでしょうか?細い?太い?それとも中間くらい?
まず、みなさんが眉メイクの流行りをつかむためには、その時代に話題になっている女優さんやモデルさんの眉毛に注目してみるのがオススメです。
「旬な顔」と言われる方々の眉毛を見ていると、眉の太さは細過ぎず、太過ぎないナチュラルな太さ。ゆるいアーチ眉で、優しく見える丸みのある眉山。
けれど、しっかり整えられた、芯の通った印象を受けます。
そんな今っぽい美眉を目指すためのテクニックをご紹介していきます。
眉は1mm単位で印象が変わるので、少しの変化を積み重ねながら、メイクを仕上げていってくださいね。
「ボサ眉」と言われていた以前のトレンドとは違い、今っぽいナチュラルな眉はきちんと整った印象も持たれる位のナチュラルさ。
そこで、しっかり書くところと毛並みを活かすパーツを分けて、メリハリを付けるのが大切です。
眉のアンダーラインは、アイブロウパウダーやペンシル、またはリキッドタイプのアイテムを使って書き足していきます。この部分がしっかり書かれていると、目と眉の距離が縮まり、目力アップの効果もあります。
先ほどのアンダーラインと違って、眉の上のラインにくっきりと線が残り過ぎてしまうのはNG。ここを強く書き過ぎると、「メイク感」が出てしまい、ナチュラルに見えません。
このラインは、一度書いた後にスクリューブラシをトントンと置くようにして色をぼかすと、一気に垢抜け眉に近付けます。
実は、眉頭の完成度で眉の美しさは大きく左右されます。
この部分は、くっきり形を付けたり濃く色をのせ過ぎるのではなく、毛流れに沿って上方向に眉を書き足します。
眉頭を書く時は、ペンシルやブラシを握る力を抜いて、軽いタッチで肌に触れるように微調整しましょう。
筆圧が強いと色が濃くのってしまい、のっぺりとした印象に見えてしまうので気を付けましょう。
今っぽい垢抜け眉を作るには、ラインの書き足すところ、ぼかすところにメリハリを付けることを意識しながら、ナチュラルなアーチ眉を目指すのがポイントです。
最後に今っぽく見えないNG眉を3つご紹介します。なんだか眉メイクが進化しない、今一つオシャレに見えないと悩んでいる方は、こんな眉になっていないかチェックしてみてくださいね。
まずは、目の幅とアンバランスな長過ぎる眉。
眉山が目尻と同じ位置にあり、眉尻も長く、なんだか間延びしたような印象に。眉があまりにも長いと、目が小さく見えてしまうことがあるので要注意です!
一生懸命書くがゆえに、四角い形がハッキリと出てしまっている眉頭。
眉頭が四角く、その上全体の眉の濃さが一緒だとキツイ印象に見られてしまうことも…。
眉頭が丸過ぎると、まるでスタンプを押したような眉に。アートメイク直後のような、不自然な印象に見えてしまします。
眉頭はしっかりぼかし、眉毛とメイクがなじむように仕上げることが、今っぽい垢抜け眉には必須条件です!
いかがでしたか?今回は旬顔に見える眉メイクのコツと、反対に今っぽく見えないNG眉をご紹介していきました。
比較すると一目瞭然!今っぽい眉の方が、断然ナチュラルな印象に見えるはず。
苦手な方が多い眉メイク、ぜひ克服してくださいね!
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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