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妊娠中の情緒不安定について

勤めていたお店が閉店して間もなく長女を妊娠した私。それまでずっと働いていたのに一日中家で過ごす日々が始まりました。一見のんびりした毎日ですが、心の中はどんどん不安定になって行くのでした…

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現在妊娠中の方へ

私は毎年手帳(スケジュール帳)を買うのですが、日々の予定に加えて何か思うことがあった時に日記のようにフリースペースに書き込んだりしています。太り気味の時に夕食のご飯は半分にしようという決意を書いたり、いい言葉を聞いた時忘れないように書き留めたり…

でも気まぐれな性分なのでそんなにしょっちゅう書くわけでもなく年末までにフリースペースが埋まる事はほとんどありません。それが…

妊娠中に使っていた手帳はすごい事になっているのです。もうびっしり、不安で疑心暗鬼な気持ちを小さい字で書き連ねてあって何かに取り憑かれたように見えます。でも当時はそんな事に気づかずいつもの自分と変わらないと思っていました。

だから今妊娠中で嵐のような疑心暗鬼の渦に巻き込まれている方に言いたいのです。
「今の自分は本来の自分じゃないよ、ホルモンにあやつられているだけなんだよ~!」と…

ホルモンバランスの乱れ

妊娠中に限らず産後も産後うつという症状があるように、ホルモンバランスの乱れが心に及ぼす影響はとても大きいと思います。
私の場合は先にも書きましたがとにかく疑心暗鬼になりました。

宅配便を受け取るためにドアを開ける時に動悸が激しくなったり、携帯を買い換える時もお店の人がきちんと説明してくれていないんじゃないかと疑ったり、電話に出たらすぐ切れてしまった時などこのあと誰かが家に侵入してくるんじゃないかと怖くなったり、しまいには家族の何気ない言葉にもひっかかったりしてずいぶん周りに迷惑をかけてしまいました。

その時はとても苦しいのですが自分がどうかしているとはなぜか思わず、周りの状況が悪くなってしまったのだと思い込んでいました。
 

今はホルモンさんが来てるから

次女を妊娠した時は、幼い長女を見ながらという事もありバタバタしていたせいか長女を妊娠している時ほど疑心暗鬼の波は激しくはなかったのですが、

それでも波に飲まれそうになった時には「今はホルモンさんが来てるから私であって私じゃないんだ、ホルモンさんが帰ったらいつもの私にもどる、そしたらこれは気にならなくなる、それまで放置しておこう」という感じにある程度やり過ごせるようになりました。

この不安な感情はホルモンバランスの乱れからくるもので根拠なんてない、と思うことによって気持ちを落ち着かせていた感じでしょうか。


社会とのつながり

私は長女を妊娠するまで、仕事は変わっても常に働いていました。それが急に仕事をせず家にいる生活になって、その事も不安要素のひとつだったと思います。

なんだか誰の役にもたっていないような、必要とされていないような…仕事をしている時は少なくとも急に休む事があれば周りが困る事もあるけど、今の自分は毎日家にいても誰も困らないんだな、と思ったり、働かずに家にいる事に罪悪感を感じたり、誰に責められるわけでもないのに自分で自分を責めていたのです。

今振り返ってみると、働けない期間中でも地域のサークルや催しに出かけたり、とにかく外に出て家族以外の大人と話す機会をもてばよかったな、と思います。家に閉じこもってネガティブな事ばかり考えているより散歩して外の空気を吸うだけでもだいぶ違いますよね。


大きな出来事

人間の、特に女性の体はホルモンバランスの影響をこんなにも受けてしまうんだな、と驚きですが、考えてみれば自分の中から別の人間を生み出すなんて、とてつもない事をする前後になんの変化もない方がおかしいのかもしれません。

今はそういう時期だけど、そのうち落ち着いてくるんだ、と知っているだけで少し気持ちが楽になるんじゃないかな、と思います。



執筆者:中島めめ

更新日:2018年1月13日


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