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朝晩は涼しくなり、秋も深まってきましたね。今年は、コロナやインフルエンザ…とこれからもまだまだ体力をつけ、気をつけないといけない日々が続きそうです。こんな時だからこそ栄養のあるものを食べて健康な体作りをしたい!そこで今回は栄養たっぷりな「タッカンマリ」をご紹介したいと思います。
「タッカンマリ」とは韓国語で「鶏一羽」という意味です。
韓国では鶏を丸ごと煮る鍋料理で、鶏を丸ごと煮る鍋というと「サムゲタン」をイメージされる方も多いと思いますが、「タッカンマリ」はどちらかというと日本の水炊きに近くて、韓国では定番料理なんですよ。
鶏一羽を使うのはなかなか大変なので、ご家庭で作る時は手羽元などの骨付きの鶏肉がオススメです。
鶏もも肉などでも良いのですが、骨から良い出汁が出てくるので、骨付きのお肉を使った方が格段と美味しく出来ると思いますよ。
手羽元 8~10本(400~500gくらい)
白ネギ 1本
ジャガイモ 3個
にんにく 2かけ
ニラ 3束くらい
〇生姜チューブ 1cmくらい
〇水 700ml
〇酒 50ml
〇鶏がらスープの素 大さじ1
タレの材料
コチュジャン 大さじ1.5~2
醤油 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
すりごま 大さじ1
にんにくチューブ(お好みで) 1cmくらい
1cm幅にカットしたニラ 1束くらい
ラー油(お好みで) 小さじ1
・鶏の手羽元の骨の近くに切り込みを入れておく。
・ネギは5cmくらいの長さ、ニラはタレに使わない方を5cmくらいに(使う方は1cmくらいに)カットし、ジャガイモは少し大きめサイズにカットしておく。
① 鍋に〇を全部入れて、鶏の手羽元、ネギの青い部分、薄切りにしたにんにくを入れて中火で火にかける。
② 灰汁が出たら取り除き、蓋をして弱火にし10分程煮込んだ後に、ジャガイモとネギの白い部分を入れて、蓋をして10~15分煮込む。
③ 煮込んでいる間に、タレの材料を全部混ぜておく。
④ ジャガイモに火が通ったら食卓に鍋を持って行き、ニラを加えて1~2分煮込めば完成。
⑤ 鍋のスープは鶏から出汁が出てとても優しい味になっているので、お好みで作ったタレにつけながら食べる。
お鍋のスープはそのまま飲んでも良いくらい美味しいスープになっています。
ポン酢で食べたらそれこそ日本の水炊きという感じ!日本の水炊きにはあまり入れない具材のジャガイモに意外と味が染みていて、ほっこりと美味しく食べることが出来ますよ。
本場のタレはキャベツの千切りや薄切りの玉ねぎも入っているそうですが、今回はニラのみを入れています。(お好みでニラは入れなくても良いです)
私はもうちょっとパンチがある方が良いなと思い、味を見ながらラー油を追加しています。
鶏肉などを食べた後の〆は、本場だと残ったスープにうどんを入れて、作ったタレやキムチを加えるのが定番だそうです。
我が家でもキムチなどを入れる時は麺にし、入れない時は日本の雑炊のようにごはんと卵をいれてちょっと胃を休めながら食べます。
スープには鶏や野菜から栄養がたっぷり出ているので、余すことなく全部食べてしまいましょう。
今回は自宅で簡単に食べられるように手羽元を使いましたが、丸鶏を使うと見た目も豪華でおもてなしにもピッタリです。
体がポカポカ温かくなり、栄養満点なタッカンマリ!これからの季節にぴったりなので、ぜひ一度お試ししてみて下さいね。
この記事のライター
yuki
9978
ライブドアブログ「etusivu note」にてラクチン料理をや好きな器を紹介。モットーは「時短・簡単・そして美味しく!」転勤族の主婦です。大好きな器を使いたいがために苦手な料理を頑張っています。あまり手のかかる物や素敵な料理は出来ないので簡単でパパッと出来る楽ちんなごはんを、晩酌を楽しむ旦那のために作っています。
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