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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。もうすぐクリスマス。今年は外食をせずに家で過ごそうと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?クリスマスの料理といえばやっぱりチキン!中でも丸鶏のローストチキンは、クリスマス気分が盛り上がるご馳走ですよね。実は調理の手間はあまりなく、オーブンさえあれば、手軽にできます。普段あまり料理はしないという方でも、失敗なくできるはず。丸ごと焼いたチキンは、皮がパリッとしていて、肉はしっとりとジューシー!切り分けて焼いた肉とはひと味違うしっとり感があり、もも、むね、手羽、それぞれのおいしさを堪能できますよ!
丸鶏 1羽(中抜き約1kg程度のもの)
レモン 1個
にんにく 2片
ローズマリー 2枝
タイム 5枝
オリーブオイル 適量
塩(天然塩) 小さじ2
胡椒 適量
じゃがいも 2個
タコ糸
楊枝
・丸鶏は焼く1時間前に冷蔵庫から出しておく。
・じゃがいもはよく洗ってラップに包み、柔らかくなるまでレンジで加熱する。
① 丸鶏はお腹の中をきれいに洗い、表面に残っている毛やお腹の中の内臓や脂肪などが残っていたら取り除く。キッチンペーパーなどで、表面とお腹の中の水気をしっかりとっておく。
② フォークで肉の表面を数か所刺して、塩と胡椒を表面とお腹の中にすり込む。
③ 半分に切ったにんにくの切り口を、肉の表面にこすりつけ、室温で30分~1時間置く。(こすりつけたにんにくは捨てずにとっておく)
④ 背中を上にし、手羽先をたたむ。
⑤ 胸を上にして置き、ローズマリー、タイムなどのハーブ、にんにく、4つ切りにしたレモンをお腹に詰め、楊枝で止める。
⑥ 足をタコ糸で縛る。
⑦ 天板にクッキングシートを敷き、その上に鶏肉を置き、オリーブオイルを全体に塗る。(金網の上にのせていますが、直接おいてもOKです)
⑧ 200℃に余熱したオーブンに入れて30分焼いたら、レンジ加熱しておいたじゃがいもを4つに切って入れる。時々オリーブオイルを鶏の表面に塗りながら、こんがりと焼けるまで30分位焼く。(合計1時間焼く)
焼けてすぐ切ると肉汁が出てしまうので、10分位おいてから切り分けてください。
鶏のお腹に、にんにくとハーブとレモンを入れたので、ふんわりとよい香りが付き、肉はしっとり。じゃがいもは、鶏肉から出てきた脂でこんがり焼けます。
今回は、シンプルに楽しむローストチキンをご紹介しましたが、お腹にピラフなどを入れると、肉汁を吸って、おいしく食べることができます。その時は、中身が出ないよう、楊枝でしっかり止めてください。
また、じゃがいもの他に、ミニキャベツ、ズッキーニ、ブロッコリーなどの緑の野菜や、ミニトマト、ニンジンなどの赤の野菜を焼いて添えれば、クリスマスカラーで華やかになります。
しっとりジューシーなローストチキンを囲んで楽しむおうちクリスマス。シャンパンやワインをあけて、素敵なひとときを過ごしてください。
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この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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