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『透明感のある肌ってどうやって作ればいいんですか?』メイクのお仕事をさせて頂いている中で、1番多いご質問が『透明感の作り方』です。丁寧にファンデーションをつけていても、なかなか難しいもの。今回はプロがやっている『透明感』の作り方をお伝えします。
メイク前のスキンケア、なんとなく終えてませんか?
透明感のある肌をつくるために、スキンケアが重要なのは多くの雑誌やメディア取り上げられていますが、そのスキンケア完成の判断基準って意外と分かりづらいものですよね。
化粧水、美容液などどこまでつければ肌が最高の状態になるのか。
実はそこに明確なサインがあるのです。
スキンケア中に、手のひら全体で肌に触れた時にもっちりと指に吸い付くような感触が表れます。
それが肌の細胞ひとつひとつまで潤ったサインです。
肌のコンディションは季節や体調によって毎日変化します。
習慣で化粧水、乳液などを一定量つけるのではなく、
この『もっちりサイン』が表れるまで、その日の肌に必要な量のスキンケアをつけていくことが透明感を叶えるためにとても大切です。
BBクリーム、パウダー、リキッド、クリーム、クッションファンデ、フェイスパウダーなど、様々なタイプのファンデーションがあります。
その中でも、とことん透明感出すためのオススメは、意外かもしれませんが定番の『リキッド』と『フェイスパウダー』の組み合わせです。
撮影時のメイクなど、プロは必ずリキッドファンデーションを使用します。
ただ、リキッドとフェイスパウダーを使用する割合がとてもポイントになってきます。
なんと、その割合は
リキッド97%:パウダー3%
驚きのリキッド率です。
リキッドでしっかりみずみずしい肌をつくり、パウダーは本当に薄く重ねていきます。
『パウダーはなくてもいいのでは?』
そう思うほどの使用率ですが、その3%のパウダーが崩れにくく本当に美しい美肌を演出してくれます。
そしてもう1つ。透明感を出すためにプロが意識していることは、『薄く重ねる』こと。
スキンケア、下地、リキッド、(場合によってはコンシーラー)、フェイスパウダー。
これら全てをひとつひとつ、薄く重ねていきます。
『ミルフィーユ』をイメージしてみてください。
薄い層を重ねていくことで、肌になめらかさが生まれ、艶のある透明感が出てきます。
仕上げはaiko流メイクおなじみの『ハイライト』。
ハイライトは光をのせていくアイテムなので、仕上げに使うことで一気に透明感が際立ちます。
難しいイメージがあるので、ハイライトを使わない方も多いですがハイライトは本当にオススメです。
過去にハイライトの詳しい使い方をご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。
数年前から『透明感』というキーワードがメイク業界のトレンドとなり、よく使われていますが、実はプロでも透明感を出すというのはなかなか難しい技です。
今回ご紹介したこの4つのポイントをしっかりおさえることで、より完成度の高い透明感が生まれてくると思います。
プロの透明感テクニック、是非試してみてください。
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この記事のライター
荻野愛子
9215
メイクセラピスト 眉スタイリスト。1982年岩手県生まれ。某大手化粧品会社に13年間所属、マスタービューティアドバイザーとして、のべ40,000人以上のカウンセリングを経験。その人の中の女神性を引き出し、豊かさを高める「MUSE(女神)メイクレッスン」を中心に活動中。『1番自分に似合う眉メイク』で、一生使える眉の描き方をレッスン。自然界の法則に則った、人生も豊かにアップするMUSE(ミューズ)メイクと共に幸せと豊かさの法則を伝導。メイクレッスンは常に満席で、予約も困難を極める人気メイクセラピスト
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