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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。パックから出して盛り付けるだけで、豪華な一品になるお刺身。その刺身を使って作る料理といえば、カルパッチョを思い出す方も多いと思いますが、今回作るのは、中華風のお刺身サラダです。たっぷりの野菜と和えたこのサラダは、少しのお刺身でもボリュームたっぷりの仕上がり。アクセントに入れた揚げワンタンの皮やナッツの香ばしさがおいしさのポイントです。たくさんの野菜を彩りよく並べれば、おもてなしや、記念日の食卓の一品にも重宝します。
白身魚のお刺身 120g
水菜 1/2株
大根 30g
にんじん 20g
セロリ 8cm
パプリカ 1/4個
長ねぎ 4cm
かいわれ大根 1/4パック
香菜 適量
ワンタンの皮 4~5枚
揚げ油 適量
松の実(又はお好みのナッツ) 10g
A)ピーナッツオイル 小さじ4(ない場合はごま油とサラダ油を小さじ2ずつ)
A)粗塩 小さじ1/2
お刺身は、鯛などの白身のものがお勧めですが、お好みのものを使ってください。お刺身はサクで買って薄く切ると野菜によく絡みます。
野菜は全部そろわなくても大丈夫。あっさりとした味の大根や水菜、彩りのにんじんやパプリカ、味のアクセントになるセロリや長ねぎ、香菜など、味の組み合わせを考えて用意します。
香ばしさの決め手は、揚げたワンタンの皮とナッツ。松の実を使いましたが、砕いたピーナッツやカシューナッツなど、お好みのもので。
① 大根、にんじん、パプリカ、セロリはそれぞれ千切りにする。長ねぎは千切りにして水にさらす。水菜は4cm位の長さに切り、かいわれ大根は根元を切り落とす。
② ワンタンの皮は8mm位の幅に切り、160℃位の油で薄いきつね色になるまで揚げる。
③ 野菜を盛り付ける。
④ 真ん中にお刺身をのせ、かいわれ大根、長ねぎ、香菜、松の実、ワンタンの皮を割って散らす。
⑤ Aの材料をよく混ぜて添える。
⑥ 食べときはドレッシングを適量かけて、全体を大きくかき混ぜます。オイルと塩だけなので、水っぽくならず、シャキシャキ。
かけすぎないように少なめに加えて全体を混ぜ、塩味をみてドレッシングの量を調整して味を調えたら出来上がり。
お刺身の旨み、ワンタンやナッツのコクがさっぱりとした野菜とよく合って、箸が進みます。
ワンタンの皮をカリカリと食べたいので、野菜はしっかり水気を切って盛り付けるのがポイント。
キッチンペーパーなどを使ってしっかり水気を切ってから盛り付けてください。野菜は冷やしておくと、これからの季節は特においしく感じます。
ボリューム感たっぷりで、食卓が華やかになるお刺身サラダ。
たっぷりの野菜がとれるのもうれしい一品です。お好みの魚でぜひ作ってみて下さい。
この記事のライター
笠原知子
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IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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