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季節の変わり目や、心身ともに疲れている時、どこかが悪いわけではないけれど、なんとなくそんな不調を感じる朝ってありますよね。そんな不調の日こそ、ファッションカラーはとっても大事。今回は、その日の“なりたい印象”をつくるファッションカラーの選び方をパーソナルカラーごとにご紹介!
朝起きて、なんだか気分がすぐれない。。。
季節の変わり目や、心身ともに疲れている時、どこかが悪いわけではないけれど、なんとなくそんな不調を感じる朝ってありますよね。
そんな朝は目についた無難な服をなんとなく着て出かけてしまいがち。そして外で鏡やガラスに写った自分をみて、「あ、顔色さえてない…。」と気づいて余計に落ち込んでしまったり。
だからそんな不調の日こそ、ファッションカラーはとっても大事。
今回は、その日の“なりたい印象”をつくるファッションカラーの選び方をパーソナルカラーごとにご紹介!不調な朝こそ、気分を上げるカラーを選んで、1日をハッピーに彩りましょう!
ご自身のパーソナルカラーを知らない方は、まずはこちらで診断してみてください。
ファッションカラーを選ぶ時にまず大切なのは、“なりたいイメージ”を決めること。
それからそのイメージに合ったカラーのトーン(色の明るさ、鮮やかさ、クリア感など)を決めて、ベースカラーを選定していきます。
ベースカラーというのは、コーディネートの中で一番大きな面積を占める色。コートやワンピースなど、体の多くの部分を覆うことで全体のイメージを決定づけます。ですから、このベースカラーの印象を“なりたいイメージ”に合わせることで、その日のコーディネートから醸し出すイメージを思い通りに操れるんです。
ベースカラーが決まったら、配色にメリハリをつけるためのアクセントカラー(小面積)を選び、最後にアソートカラー(中面積)でベースとアクセントカラーをつなぎます。
↓イメージ
左から順に、ベースカラー、アクセントカラー、アソートカラー
ではさっそく、“なりたいイメージ”ごとのおすすめカラーコーディネートをご紹介していきましょう。
可愛らしくまとめたい時にはまず、ペールトーンを選びましょう。
可愛らしい、守ってあげたい、といったら思い浮かぶのが赤ちゃん。ベビー用品にも多様されているペールトーンは、パステルよりさらに明るい(白に近い)、淡く優しいトーンです。
そして可愛らしく魅せたいときにはやっぱり、愛されカラーの代表、ピンクをベースカラーに。
Springの方なら、ペールトーンのコーラル系ピンクをベースに、イエローやグリーンをアクセントに持ってきて、お得意のベーシックカラーのアイボリーでつなぐと、フルーティーでキュートなファッションコーディネートに。
Summerの方は、ペールトーンのローズ系ピンクをベースに、お得意の紫陽花やラベンダー系のアクセントを置いて、オフホワイトや淡いグレーでつなぐ、初夏の花畑のような可憐で瑞々しいコーディネートがおすすめです。
AutumnとWinterの方は濃い色がお得意な方が多く、ペールトーンのような淡い色は苦手。実はそもそも“可愛らしい”印象はあまりなく、子供の頃から“大人びている”と言われている方が多いです。
ですからトーンはお似合いのトーン(16タイプ・パーソナルカラーによって異なります)のままに、色で表現していくのがいいでしょう。“可愛らしさ”ではなく、あくまで“女性らしさ”を魅せるのがポイントです。
Autumnなら、トマトレッドやブラウンをベースに、独特なニュアンスを含んだダックブルー(鴨の羽のような青)をアクセントに、ベージュやキャメルでつないで、とことん暖かいカラーの大人の女性のコーディネートを。
Winterなら、アイシー(ペールトーンの中でも最も白に近い)ピンクをベースに、ショッキングピンクやロイヤルパープルなどの鮮やかな色をアクセントに置き、ネイビーやブラックでまとめると、淡いトーンを使いながらもWinterらしいメリハリのついた、愛らしいコーディネートに仕上がります。
仕事で重要なプレゼンや大事な会議のあるときなどは、“信頼感のある装い”が大切。
そんなときはベーシックカラーを見方につけながら、さりげないアクセントカラーで自分らしさを出していきましょう。
信頼感や安定感を見せるには、重厚感のある(濃い)ベーシックカラーが最適。先ほどの“可愛らしさ”のペールトーンとは反対に、ダークトーンのベーシックカラーをベースに持ってくるとよいです。
最も信頼感の高いネイビー(企業ロゴなどにもよく使われていますね)は、SummerとWinterのお得意なベーシックカラー。
Summerの方なら、ネイビーをベースに、ブルー(青もネイビーに次いで信頼感のある色)やお好きなSummerカラーをアクセントに、オフホワイトや淡いグレーをアソートカラーに置いてまとめるとgood!
グレーもお似合いですが、従順な色ですのでベースカラーに置くには華やかさに欠けます。謝罪の時などにはおすすめです。
Winterの方なら、ネイビーをベースに、お好きなWinterカラーをアクセントに、純白やアイシーカラーをアソートカラーに置いてまとめるとgood!
ブラックもお似合いですが、とても強い色ですので、“信頼感”以上に“強さ”を見せたい時によいでしょう。
SpringとAutumnの方は、ブラウン~ベージュを基調としたコーディネートがおすすめです。
格式と安定感を感じさせるブラウンは、仕事のシーンで重宝します。ベージュはその格式と安定感にプラスして女性らしい柔らかさを持っており、ビジネスシーンでの女性の装いに最適です。
Springの方は、ベージュをベースに、お好きなSpringカラーをアクセントに、ブラウンやアイボリーでつないで。アクセントカラーには、ベージュと相性のいいティファニーブルーやパンジー、オレンジがおすすめ。ベージュ×ネイビーも相性がとてもよいです。
Springの方はお顔の下に直接ネイビーを持ってくると青ざめるので、ボトムや小物にネイビーを使うとよいでしょう。
Autumnの方は、ブラウンをベースに、お好きなAutumnカラーをアクセントに、ベージュやキャメルなどでつなぐと、ニュアンスのある安定感・信頼感をつくれます。
溌剌とした印象を感じさせる鮮やかなトーンを選びましょう。ブライトトーンやビビッドトーンがおすすめです。
ブライト
ビビッド
若葉のグリーンや、人を陽気な気持ちにさせる力のあるオレンジ系の色を取り入れましょう。
Springの方なら、アップルグリーン、オレンジなどのフルーティカラー。
Winterの方なら、とことん鮮やかな原色のグリーンや青緑。
Summerの方なら、ブライトトーンの青緑。
Autumnの方なら、トマトレッドやパンプキンなどの緑黄色野菜カラー。
それぞれお得意のベーシックカラーやお好きなカラーとコーディネートすると、自分自身だけでなくまわりの人たちも元気に、ハッピーにすることができますよ。
だから、疲れていて「服選ぶのめんどくさいなぁ…。」と思う朝にこそ、カラーコーディネートに少し時間をかけてみてはいかがでしょうか。
色が力をくれて、その日1日の貴女の気分をアップしてくれますよ♪
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この記事のライター
小林由梨奈
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カラー&イメージコンサルタント。カラーセラピー講師。大学時代、NHK朝ドラなどのドラマや映画に出演。卒業後、一部上場企業に就職し、営業、広報、企画業務に携わる。2016年9月より、南青山にサロンを構えイメージコンサルタントとして活動開始。17年7月には鎌倉サロンをオープン。『すべての女性が女性であることをもっと楽しめるようにしたい』という思いで、幅広い年齢層のお客様にコンサルティングを提供する。
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