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秋の味覚といえば、きのこ!一年中、スーパーに並ぶ食材ではありますが、やはり旬のものは格別。味も濃く、香りも良いので、存分に満喫したいですよね。今回は、そんなキノコが主役。マリネしておけば、スープもパスタもおつまみもアレンジは無限大!キノコの旨味たっぷりのとっておきレシピを紹介します!
今回紹介するきのこのマリネは、オリーブ油でしっかり焼き付けるのが一番のポイント。そうすることで余分な水分が飛び、味や香りが濃く、旨味もたっぷりなマリネに仕上がります。
マリネは、そのままでも美味しくいただけますが、おすすめはその後の展開。
スープも!パスタも!おつまみも!この後、おすすめレシピを紹介しますので、こちらもぜひ試してくださいね。
きのこの旬は秋!まさに今!今回はエリンギ、マッシュルーム、しめじ、舞茸の4種類のきのこを使いましたが、きのこは、手に入りやすいものでOK。
この季節だけの珍しいきのこを組み合わせたり、お好みで作ってみてくださいね。
・好みのきのこ(今回はエリンギ、マッシュルーム、しめじ、舞茸の4種類)…200g
・オリーブ油…大さじ4
・ニンニク…1片
・唐辛子…1本
・塩…小さじ1/3
① きのこは食べやすい大きさに手で割きます。ニンニクは皮をむいて縦半分に切り、芯を除きます。唐辛子は半分に折り種をとっておきます。
② フライパンにオリーブ油大さじ2、ニンニク、唐辛子を入れ、弱火にかけます。ニンニクからジューッと音がしてきたら、①のキノコを入れます。ニンニクは焦げないようにキノコの上にのせておきましょう。
③ 弱めの中火にし、キノコに油がまわったら、塩を入れます。あまり動かさないようにしながらキノコの表面に水分がでてくるまで、ゆっくり火を入れます。
④ 美味しそうな色になったらできあがり。保存容器に入れ、残りのオリーブ油大さじ2を入れて全体をよく混ぜます。粗熱がとれたら冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で約1週間保存できます。
このパスタは、茹でたパスタにきのこのマリネを和えるだけ。
その味わいは、生のきのこを炒めたパスタとはまるで違って…。きのこの味わいの奥深さ、4種類のキノコのがかけあわさった旨味の違いに驚かれるハズ。
・きのこのマリネ…60g
・パスタ…80g
・水…1500ml
・塩…15g
・パルミジャーノレッジャーノ…適量
・イタリアンパセリ…適宜
① 鍋に水、塩を入れて湯を沸かし、パスタを袋の表示時間どおりに茹でます。
② フライパンにきのこのマリネ、パスタの茹で汁を大さじ2入れ、軽く煮立てます。
③ 茹で上がったパスタを②のフライパンに入れ、フライパンをあおりながら手早く和えます。
④ 器に盛り、刻んだイタリアンパセリ、パルミジャーノレッジャーノをおろしかけて、できあがり。
ほんの1分で完成!器にお湯を注ぐだけで簡単にできる即席スープ。
凝縮されたキノコの旨味、オイスターソースの牡蠣の旨味が掛け合わされて生まれる、何とも滋味深い味わい。お湯を注いだだけとは思えない、この旨味!沁み入ります。
・きのこのマリネ…50g
・お湯…150ml
・オイスターソース…小さじ1
・もやし(茹でたもの)…5g
・ネギ(小口切り)…少々
・塩…少々
① 器にきのこのマリネ、オイスターソース、もやし、ネギを入れておきます。
② 沸騰した湯を注いでよく混ぜます。味をみて足りなければ塩を足して、できあがり。
お酒のアテにもぴったりなキノコのマリネ。そのままつまんでも最高ですが、冷奴にのせるとまたなおさら美味い。
お豆腐の淡白な旨味に、キノコの濃い旨味、そしてプニッ、コリっとしたそれぞれのキノコの歯応えも楽しく、食べ飽きません。
・きのこのマリネ…50g
・木綿豆腐…1/2丁
・ネギ(小口切り)…適宜
・醤油…少々
① 器にお豆腐をよそいます。
② きのこのマリネ、ネギをのせ、お醤油をかけてできあがり。
きのこのマリネの使い道は、まだまだいろいろあって…。オムレツにしたり、サンドイッチや混ぜご飯、サラダに足したり、チーズと食べても美味い。
あれば無限に展開できる、つくづく有能な常備菜です。
冷蔵庫で1週間ほど日持ちしますが、使い道が幅広いので、きっと1週間と経たずになくなってしまいますよ。ぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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