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美容ライターの遠藤幸子です。なんとなく続けているスキンケアの習慣が、実はお悩みの原因となってしまうことがあります。今回は、ついやりがちなスキンケアのNG習慣とそれを解決するための方法についてご紹介します。
洗顔をすべきか、しないべきかという論争がよく繰り広げられるところですが、常に朝は洗顔料を使用しないのはNG習慣と言えます。
なぜなら人は寝ている間にも皮脂を分泌しており、それは水やぬるま湯では落とすことができないからです。
肌に残ってしまった皮脂は、ニキビや毛穴の詰まりなどの肌トラブルをまねく可能性があるほか、酸化してくすみを引き起こしてしまうことも。そのため筆者は基本的に朝の洗顔料の使用をおすすめしていますが、必ずしもその限りではありません。
たとえば、真冬にひどく肌の乾燥が気になる場合にはぬるま湯洗顔や拭き取り化粧水、クレンジングウォーターでの拭き取りが適していることも。洗顔するかしないかのどちらかに決めてしまうのではなく、その日の肌状態に応じて柔軟に対応することが大切です。
洗顔後水気を取るのにタオルをどのように使っていますか?タオルを顔にあて、それを上下に動かしながら拭くクセがある人は、摩擦を与えてしまう可能性があります。そのためすぐにやめましょう。
タオルは肌触りの良いものを使い、優しく顔に押しあてて水気をタオルに吸わせるようなイメージで拭くことが大切です。肌が敏感なときなどは、あらかじめ濡らして絞ったタオルを使うとタオルの素材に刺激を感じるリスクを下げることができます。
温泉などでよく見かける光景ですが、化粧水を塗る際に顔を叩きながら塗る人がいます。これは肌に刺激を与える可能性があるためやめましょう。
スキンケアアイテムを塗った後になじませる目的でも顔を叩くのではなく、優しく手のひらで覆うようにしましょう。肌に手で触れる際は、赤ちゃんの肌に触れるようにそっと優しく触れることを習慣にしましょう。
忙しい朝は少しでも早く身支度を終えようとして、スキンケアアイテムも素早く重ねたくなります。しかし、顔が濡れた状態で次のアイテムを重ねるのはNGです。なぜなら、そのアイテムに含まれる美容成分がしっかりと肌になじまない可能性があるからです。
スキンケアアイテムはしっかりと肌になじむのを見届けてから、次に使うアイテムを重ねるなど丁寧なケアを心がけましょう。
曇りの日や室内で過ごす日は日焼け止めを塗らないという人がいますが、コレはNG習慣です。
なぜなら、紫外線は天候にかかわらず、常に降り注いでいるからです。室内で過ごす時でも窓から紫外線は降り注いでいるので、日焼け止めは年間を通して使うことが大切です。
クレンジングをしながらマッサージすると、時間をかけずに美肌になれそうな気がするかもしれません。しかし、クレンジングしながらマッサージするということは、クレンジングをそれだけ肌にのせておく時間が生じるということ。それが肌に負担をかける可能性があります。クレンジングは手早く行い、マッサージは別の機会に行うことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。今回は、ついやりがちなスキンケアのNG習慣とそれを解決するための方法についてご紹介しました。あてはまるものがあればこの機会にぜひ見直し、正しいスキンケア習慣を身につけて美肌を育みましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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