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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。新しいファンデーションを買ったけれど、なぜか今っぽさが出ないとお悩みではありませんか?ベースメイクはアイテム選びだけでなく、塗り方や塗る量を調節することも大切です。今回は、老け見えしやすいベースメイクと今っぽくなれるベースメイクを比較・解説します。
ファンデーションをきっちり塗ろうと、顔全体に均一に塗り込んでいませんか?ファンデーションは顔の中心の色ムラを整えられたらそれでOK。顔の中心の色ムラが整っていると全体がキレイに見えるので、フェイスラインには塗らなくても問題ないんです。
むしろ、フェイスラインにもファンデーションをしっかり塗ると、顔が大きく野暮ったく見えることが。顔の中心からフェイスラインまで全体を均一に塗ることで、顔の立体感が損なわれてのっぺりと大きく広がったように感じられます。
反対に、フェイスラインはスポンジに残ったファンデを薄く伸ばす程度にしておくと、顔の凹凸が自然と強調されて立体的に見えるでしょう。シェーディングに頼ることなく洗練されたベースメイクが叶います。
フェイスパウダーの塗る量を調整することも大切です。メイクくずれの防止や肌を整える目的でたっぷりと重ねる方も多いですが、塗りすぎると肌の透明感が失われてくすんで見えることも。
画像のように同じファンデーションとフェイスパウダーを使っているとは思えないほど、全く違う仕上がりになります。
肌がサラサラになるまでフェイスパウダーを重ねると、毛穴や色ムラはよりカモフラージュできますが、肌全体が暗く重たい印象になります。
一方、ブラシを使ってさっとなでる程度で仕上げると、毛穴や色ムラは多少感じられるものの、みずみずしくもっちりとした肌印象になりました。
ハイライトをパールやラメの美しさで選んでいる方はご注意を。手元に塗ってキレイなラメは、顔にのせると古っぽく見える原因になることがあります。
こちらはゴールド系のパウダーハイライトを入れた状態です。パールの輝きが美しいものの、肌から浮いて見えたりシワを目立たせたりしている印象です。また、ハイライトが浮いていることでギラついたように見え、一昔前のメイクのようにも感じられます。
こちらは濡れたようなツヤ感を表現できるスティックハイライトを使った状態です。内側からみずみずしく輝くような自然なツヤ感になりました。シワも悪目立ちせず今っぽい仕上がりが叶います。
ベースメイクは顔全体の印象を左右するもの。塗り方や塗る量を少し変えるだけでもグンと垢抜けて見えます。
今っぽいメイクに変えたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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