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美容ライターの遠藤幸子です。年齢とともに目元の印象も少しずつ変わっていくのに、アイメイクは数年前、10年前からずっと同じということがありませんか? 今回は、40代が塗り方を変えるだけで、イタ見えせずにデカ目を作れるメイクのやり方についてご紹介します。
アイシャドウ選びのポイントは、目元の悩みと向き合いながら選ぶこと。40代になると、目元のくすみやたるみ、シワ、くぼみが気になりがちです。
そういったお悩みをカバーするには、シャンパンベージュや淡いオレンジといったカラーがおすすめです。なぜなら、膨張色なので目元にハリ感を与え、くすみがちな目元を明るく整えてくれる効果が期待できるからです。
ただし、シワにアイシャドウが埋まらないようにしたいので、クリームアイシャドウは避け、練り状のものならリキッドを使うのがおすすめです。
このほか、アイシャドウベースや部分状の凹凸をカバーする下地を塗り、シワにアイシャドウ溜まらないようにあらかじめ肌を整えておきましょう。
写真右から順に
ビーアイドル「THE アイパレ 01 本命のブラウン」(税込価格1,980円)
ディーアップ「ディーアップ エアクリームペンシル ソイラテブラウン」(税込価格1,320円)
ディーアップ「ディーアップ パーフェクトエクステンションマスカラ for カール チェリーブラウン」(税込価格1,650円)
それでは、具体的なメイクのやり方についてご紹介していきましょう。メイクの手順は下記になります。
ここからはポイントをご紹介します。
目の下のクマや涙袋の影の部分をコンシーラーで完全にカバーしすぎると、顔の立体感が失われて目が小さく見えてしまいがちです。そのため、目の下のクマや涙袋の影はその部分のみピンポイントでカバーし、立体感のあるベースメイクを心がけましょう。
シャンパンベージュや明るく淡いオレンジなどの膨張色をハイライトカラーとし、アイホール全体に塗ります。塗っていくときは、目の際から眉方向の上に向かって塗り、眉に近い部分は自然に肌に溶け込むように仕上げましょう。
ブラウンやボルドーなどの締め色を目の際に塗ります。この時締め色は太く塗らないことが大事なポイント。アイラインもそうですが、ダークカラーを太めに入れると、かえって目が小さく見えてしまいます。
また、目頭から目尻まで同じ濃さで塗ることも大切です。目尻側に向かって濃く入れると、目が離れて見え、目の印象が弱まってしまうので注意しましょう。
ラメやパールなどの華やかな煌めきを与えるアイテムは、上まぶたの中央部分にのみ塗りましょう。そうすることで、目のフレームが上方向に広がり、目が大きく見えます。
また、まぶたにも立体感が出るのでおすすめです。ただし、ラメやパールの粒子は繊細で上品な煌めきを放つものを選ぶこと。そうすることで、目元のシワを悪目立ちさせたり、イタい印象に見えたりするのを回避することができます。
上まぶたより下まぶたに明るさを出すと、抜け感が出てデカ目効果もアップします。
締め色と同じくアイライナーは細く入れるのがポイント。目のフレームを強調してデカめに見せるためには、目頭から目尻まで入れる必要があります。
目尻側を大胆にはね上げると、古臭く見えてしまうので、3ミリ程度先まで目のカーブに沿って入れる程度に留めましょう。
マスカラ選びのポイントですが、ボリュームよりも長さやセパレート力、カール力を重視したほうがデカ目効果は上がります。
目を強調しようとマスカラをたっぷり塗る人がいますが、これは逆効果!マスカラは軽くティッシュオフし、少量ずつ塗ることが大切です。
いかがでしたでしょうか。今回は、40代が塗り方を変えるだけで、イタ見えせずにデカ目を作るメイク方法についてご紹介しました。この機会にご自分のアイメイクをぜひアップデートしてみてください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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