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美容ライターの遠藤幸子です。すっぴんよりもメイクをした顔のほうが老けて見えると感じたことがありませんか?そんなふうに感じることが増えたら、今のメイクを見直すタイミング。今回は、老けて見えるメイクの共通点と、−5歳見えが叶うメイクテクニックを紹介します。
年齢を重ねると、隠したい肌悩みが増えてきます。それをファンデで隠そうとすると、厚塗りになってしまいます。すると肌の透明感が損なわれるなどして、老けて見えてしまうことに。気になる肌悩みは化粧下地やコンシーラーでカバーし、ファンデは薄塗りを心がけましょう。
最近はマットな質感のベースメイクが流行しますが、年齢を重ねた肌には艶が必要です。化粧下地もファンデも、艶のあるものを選びましょう。
こういったことを心がけても、なんとなく肌が老けて見えると感じたら、リキッドファンデを乳液で割ってみましょう。乳液の量は多くてリキッドファンデの半分。量は微調整してみてください。2つの相性が悪いとモロモロが出てしまうことがあります。事前に混ぜ合わせて相性を確認しておきましょう。
ほうれい線、クマなど老けて見える要因は、顔の影を隠しきれていないこと。それが原因で、疲れて見えてしまい、老けて見えることに。そのため気になる影は、コンシーラーでうまくカバーしましょう。
チークの位置は笑ったときの1番高いところ、という認識を持っている方が多いのでは?しかし、頬も年々下がっていくので、それではかえって下がった頬を強調することになり、老けて見えてしまうことに繋がります。チークの位置は笑ったときの1番高いところよりも気持ち高めを心がけましょう。
また、年齢を重ねると、似合う色も変わってきます。最もおすすめなのは、上気した頬の色に最も近い赤。練り状のものをポンポンとスタンプ塗りすると、内側からジュワッと滲み出るような自然な血色感が出ます。
リップは自然に肌になじみつつ、顔色がパッと明るくなるものを選びましょう。ふっくらとしたハリ感とツヤ感のあるものを選べば、唇の縦じわやくすみなどのエイジングサインもカモフラージュできます。
輪郭がぼやけるとだらしなく見え、それも老け見えの要因に。とはいえ、しっかり整えすぎても古臭く見えてしまいます。コンシーラーや素の唇の色に近い色のリップライナーで輪郭を整えると、飲食の後に残って悪目立ちすることもないのでうまく活用しましょう。
まぶたのたるみでグラデーションアイメイクが映えなかったり、アイメイクが濃すぎたり、薄すぎたりしても老けて見えてしまいます。アイメイクは単色、もしくは2色でシンプルに仕上げましょう。
いかがでしたか。今回は老けて見えるメイクの共通点と、−5歳見えが叶うメイクテクニックを紹介しました。この機会にご自分のメイクを見直し、今の自分を若々しく見せるメイクにアップデートしてください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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