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メイク講師のSAKIです。今年の秋のトレンドメイクは、去年と比べると全体的に「深み」が増しています。とはいえ、ただ色を濃くのせればいいと言うことではなく、肌馴染みのいい色と秋らしい落ち着いた色のバランスがとても重要です!今回は、去年より深みが増した今っぽ秋メイクのテクニックをご紹介します。
少し前から「カラー眉」がトレンドになっていますが、去年はピンクが特に目立っていました。
ミルキーな甘めのピンクからグレイッシュなくすみピンクまで幅広くアイブロウパウダーやアイブロウマスカラが揃っていましたが、今年のトレンドはピンクから「パープル」へチェンジ!
パープルは、ピンクよりも上品で大人っぽく、透明感あふれるカラー。プラムのようなピンクを感じるパープルもありますが、秋はグレーを感じるパープルなど彩度の低いパープル系コスメが特にトレンドにあがっています。
今年トレンドの寒色カラーとも相性がいいですし、彩度の低いパープルは眉の存在感を引き立てつつも垢抜けたモードな印象を演出します。30代〜40代の読者が多いかと思いますが、まさに大人世代はピンクよりも使いこなしやすいはず!
パープル眉初心者さんは、まずはベーシックなブラウンで眉の形を整え、アイブロウマスカラからパープルを取り入れてみましょう。徐々に慣れてきたら、アイブロウパウダーを取り入れてよりパープル感を楽しむのがおすすめです!
アイメイクの仕上がりも、去年と少し変わってきています。昨年は「締め色レスメイク」がトレンドで、例えば4色タイプのアイシャドウパレットに入った1番濃い色をあえて使わないナチュラルなメイクがトレンドでした。
それに対して今年の秋は、締め色を使うメイクが復活しています。特に目尻側に重さのあるメイクが今年の秋っぽく、上まぶただけでなく下まぶたにも馴染ませて「中顔面短縮」を狙ったアイメイクが今年っぽく仕上がります。
先ほど眉のところで出てきた秋っぽいパープルや、後ほど出てくる「寒色カラー」にはグレイッシュなブラウンや、カカオのようなブラックに近いブラウンが相性抜群です。今年はカラーものだけでなく、締め色で使えるベーシックなカラーも合わせて探してみて下さい!
雑誌やSNSでも大きく目立っているのが「寒色カラー」。暖色はオレンジやサーモンピンクなどぬくもりを感じる色。寒色はプラムピンクやパープル、ブルーなどひんやりとした印象を感じる色です。
いわゆるブルベさんによく似合うカラーですが、イエベさんもぜひ寒色カラーを取り入れてみて下さい!
筆者も生粋のイエベ肌ですが、寒色カラーを取り入れる場合は「下まぶたにアイライン状に、狭い範囲に濃く馴染ませて寒色カラーを楽しんでいます!
また、アイシャドウで取り入れづらい場合はさらに範囲の狭いアイライナーやマスカラで取り入れるのもおすすめです。
ベースメイクの段階で、ラベンダーやブルーの下地を仕込んでおくことで黄みの強めな肌でも寒色カラーが浮くことなく馴染みやすくなるので、ベースメイクにもぜひこだわってみましょう!
今回の記事内のメイクで使用したコスメはこちらです。
アイシャドウ:アディクション ザ アイシャドウ パレット 001
アイブロウパウダー:セザンヌ ノーズ&アイブロウパウダー 04
マスカラ:ロムアンド ハンオールフィックスマスカラ L05
去年とはここがこんなにちがいます!2023年秋の今っぽ眉&アイメイクのやり方をご紹介しました。
特別なテクニックを使わずとも、取り入れる色を普段と少し変えるだけでガラリと垢抜けますし、メイクの幅も広がるはず。ぜひ今年の秋は一味違う秋メイクにチャレンジしてみて下さいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
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コスメコンシェルジュインストラクター資格保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!
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