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コスメコンシェルジュ・元美容部員のIkueです。毎日当たり前のようにしているフルメイクですが、実は「順番」をなんとなく進めている人も多いのではないでしょうか。ベースメイクの後に眉を描く人、先にアイメイクを仕上げる人など、メイクの順番は人によってさまざま。しかし実は、メイクには仕上がりがぐっときれいに見える「正しい順番」があります。今回は、初心者でも失敗しにくい「フルメイクの正解ルート」をわかりやすく解説。明日のメイクから取り入れられる基本の順番をご紹介します。
フルメイクの最初のステップは、やはりベースメイク。春メイクでは厚塗り感のない、ナチュラルなツヤ肌が理想です。そのためには、最初からファンデーションをしっかり塗るのではなく「薄く重ねる」ことを意識しましょう。
まずスキンケアでしっかり保湿をしてから、化粧下地を顔全体に薄く伸ばします。春は乾燥と皮脂のバランスが崩れやすい季節なので、保湿力のある下地を選ぶとメイク持ちがよくなります。
次にファンデーションを少量ずつのせ、顔の中心から外側へ広げていきます。最初から厚く塗ると崩れやすくなるため、必要な部分にだけ重ねるのがポイント。

気になるクマや赤みは、コンシーラーでピンポイントにカバーします。ベースメイクは「隠す」というより「整える」イメージで仕上げると、軽やかな春メイクの土台が完成します。

ベースメイクが整ったら、次は眉メイク。アイメイクよりも先に眉を描くことで、顔全体のバランスが取りやすくなります。眉は顔の額縁とも言われるパーツなので、ここを整えるだけでメイクの完成度がぐっと上がります。
まずスクリューブラシで眉毛の毛流れを整え、余分なパウダーや皮脂をオフします。そのあと、眉の中央部分からパウダーやペンシルで足りない部分を埋めていきます。眉尻は細めに仕上げ、最後に眉頭をふんわりぼかすことで自然なグラデーションになります。

春メイクでは、濃すぎない柔らかい眉がポイント。眉マスカラで少し明るさを足すと、顔全体の印象が軽やかに見えます。
春メイクでは、重たいアイメイクよりも抜け感のある軽やかな目元が人気です。そのため、アイメイクは「足す」よりも「引き算」を意識することが大切。
まずアイシャドウは、明るめのベースカラーをまぶた全体に広げます。次にミディアムカラーを二重幅あたりに重ね、自然なグラデーションを作ります。
締め色は目尻側にほんの少し入れる程度で十分。広く入れすぎると目元が重たく見えてしまうので注意しましょう。

アイラインはまつ毛の隙間を埋めるように細く引くのがポイント。しっかりラインを描くよりも、さりげなく目元を引き締める程度が今っぽい仕上がりになります。
マスカラはダマにならないようにコームで整えながら塗ると、自然に目元の印象をアップできます。
メイクの仕上げとなるのが、チークとリップ。このステップは顔全体の印象を決める大切な工程です。春メイクでは、ほんのり血色感のある自然な仕上がりがポイントになります。
まずチークは頬の高い位置にふんわりとのせます。笑ったときに高くなる部分を中心に、外側に向かってぼかすと自然な立体感が生まれます。
チークを濃く入れすぎるとメイク全体が重く見えてしまうため、ブラシにつけたあと手の甲で一度なじませてからのせると失敗しにくくなりますよ。

春メイクでは、ピンクやコーラル系のチークを選ぶと顔色が明るく見えます。パウダーチークだけでなく、クリームチークを重ねるとツヤ感がプラスされ、よりフレッシュな印象になります。
リップは顔全体のバランスを見ながら仕上げます。アイメイクがナチュラルな場合は、リップに少し色味を持たせてもバランスが取りやすくなります。逆にアイメイクがしっかりしている場合は、透け感のあるリップを選ぶと全体が軽やかにまとまります。
塗り方のポイントは、いきなりリップをしっかり塗るのではなく、中央からぽんぽんと色をのせて外側にぼかすこと。こうすることで、ふんわりとした今っぽいグラデーションリップが完成します。

チークとリップは顔全体の「血色感」を作るパーツ。ここを丁寧に仕上げることで、春らしい明るく華やかなメイクが完成します。
・ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー
・マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース NEO
・セザンヌ フェイスアイパレット 01 ピュアコーラル
・オペラ グロウリップティント 305 ベイビーピンク/302 ロゼピンク


フルメイクはつい自己流で進めてしまいがちですが、正しい順番を意識するだけで仕上がりは大きく変わります。どの工程も難しいテクニックは必要なく、順番を少し意識するだけでメイクの完成度がぐっと上がります。
毎日のメイクをもっときれいに仕上げたい方は、ぜひ今回ご紹介した「春メイクの正解ルート」を参考にしてみてください。明日のメイクから、きっと違いを実感できるはずですよ。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
Ikue
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メイク・エステ・ネイル・皮膚学・栄養学など2年間美容専門学校にてトータルに学び、卒業時には成績優秀賞を受賞。 卒業後は国内メーカー美容部員として勤務。コスメコンシェルジュ、パーソナルカラーアナリスト、色彩検定3級、アドヴァンスメイク検定、JNAネイル検定3級、サービス実務検定2級と美容に関する資格を多数取得。パーソナルカラーは1stサマー、2ndウインター・顔タイプはソフトエレガント。
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