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こんにちは!メイクアップアーティストの園佳子(そのよしこ)です。メイクがうまくいかなくて悩んだことがある人いませんか?今回は、初心者さんがやりがちなメイクがうまくいかなくなる原因をご紹介します。
今まで様々な方を見てきて、メイクがあまり得意でない方に共通するのはなりたいイメージがないことでした。
目を大きく見せたい、だけでなく最終的にどういう印象になりたいのか?が明確でないとメイクは上達しません。
もう一歩進んで考え、なりたいイメージに対して現状の自分の顔、パーツの形、パーツ同士の配置具合はどう違うのか?を分析できるようになると、あとはそこへ向けてどうメイクするのか?の情報を集めて実践するのみです。
メイクが上手くならない原因の2つ目は、パーツの仕上がりばかりを気にし過ぎて全体のバランスを見ずにメイクすることです。
パーツが上手く仕上がっても、パーツごとの配置や角度などのバランスが悪いとなりたいイメージに仕上がらないことがあります。
少しディフォルメしていますが、パーツだけ見てメイクしてバランスが悪い例と、良い例でサンプルを作ってみました。
こちらの眉メイク、パーツだけ見るとキレイに描けていても、ひいて全体で見てみると眉の長さが短くて眉と眉の距離が離れて見えて顔がのっぺり見えます。
全体のバランスを見て眉の長さを少し足すと、眉と眉の距離が縮まり、引き締まって見えます。
このようにパーツに集中しすぎて全体を見ずにメイクすると「なんだかあと一歩なイマイチ」なメイクになってしまいます。
メイクをしているのにすっぴん?と間違われることがある場合は、そもそもコスメをぬる量が少なすぎるかもしれません。
例えばアイシャドウもせっかくぬっていても、人から見た距離感だとアイシャドウをぬっているのかわかりづらいのです。
アイラインも目のキワを埋めるだけだと、すっぴん風に見せるなら良いですが、目を大きく見せたい場合は目尻のラインを伸ばすほうが目を拡大して見せることができます。
どんな道具を使って良いのかわからず付属のチップやブラシ、もしくはなんでも指でぬってしまっているのもメイク初心者さんが陥りやすい落とし穴です。
パーツごとや、どんな発色にしたいかによって、使う道具を使い分けできるようになればメイク上手へ近づけます。
いかがでしたか?メイク初心者さんが陥りやすい落とし穴4選、私も通ってきた道です…。
こんな風になりたい!という理想をいつまでも持ち続けて、自分に合うメイクができるのが素敵ですよね。
ぜひ試してみてください!
この記事のライター
メイクアップアーティスト
Yoshiko Sono
2982
元shuuemura美容部員のメイクアップアーティスト。現在は京都祇園にある舞妓体験処ぎをん彩でメイク着付けやフォトグラファーも兼任。その他にも、Ameba公式トップブロガー・メイク講師・メイクアドバイザー・動画クリエイターと様々なジャンルで活躍する。Instagramでは様々なメイクのコツや毎日のメイクを発信中。
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